「鼬」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識 【難読漢字よもやま話】

農家では「益獣」

●細長い体のメリット
イタチは頭が入る隙間であれば、どこへでも入り込むことができます。ネズミの巣穴に潜り込んで獲物を捕らえるのに、この細長い体は非常に適しています。

●「フェレット」は親戚
ペットとして人気のフェレットは、イタチ科の「ヨーロッパケナガイタチ」を家畜化したものです。基本的な性質や体の構造は野生のイタチとよく似ています。

●「冬の毛」は真っ白に?
イタチの仲間である「オコジョ」などは、冬になると敵に見つからないよう毛色が茶色から真っ白に変化します。しかし、日本に多い「ニホンイタチ」は冬でも茶色のままです。

●「害獣」か「益獣」か
家畜を襲うため害獣とされる一方で、家に住み着くネズミを徹底的に駆除してくれるため、昔の農家では「益獣」として大切にされる側面もありました。

●「イタチの道切り」
イタチが目の前を横切ると、不吉なことが起こる、あるいは人との縁が切れるという迷信があります。一度縁が切れるとなかなか元に戻らないことを指す言葉としても使われます。

●「都会にも潜んでいる」
野生動物ですが適応能力が高く、最近では都市部の住宅街や床下、下水溝などに住み着いていることも珍しくありません。

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