松本人志の地上波“ステルス帰還”で物議を醸す「令和のコンプラ格差」

高須院長の息子は松本の起用に反対

一方で、復帰に強く拒否反応を示す「まだ早い派」の論理も、時代性を色濃く反映している。

《法的にクリアでも、疑惑のイメージが払拭されたわけではない》
《一時は被害を訴えた女性たちがいる中で、何食わぬ顔で笑いを届ける姿は見たくない》

といった批判も多く、特にZ世代や女性層からは

《スポンサー企業の倫理観を疑う》
《家族で見る時間帯には流してほしくない》

という手厳しい意見も寄せられている。かつてなら「芸人の不祥事は芸で返せばいい」と看過された空気も、コンプライアンスが根付いた現代では、通用しないという風潮が否定派のSNSにはまん延しているのだ。

芸能関係者がこう語る。

「CM称賛派と否定派の言い分はまったくの平行線ですが、この令和に根付いた“コンプラ格差”は意外に根深い。そもそも松本の地上波復帰を強靭に後押しする高須院長の息子の幹弥氏は、以前から松本のCM起用反対の姿勢を貫いているほど。今後はスポンサーという『資本の論理』が、テレビ局の『保身の論理』をどこまで突き崩せるかが見もので、民放各局は松本の地上波番組復帰のバロメーターとしてこのコンプラ紛争を、固唾をのんで見守っているのです」

果たして、このCM出演は完全復活への序章となるのか。今後の松本人志の動向に注目したい。