広島カープが「ゾンビたばこ」使用で 起訴の羽月隆太郎被告と選手契約解除

広島東洋カープ公式サイトより


カープ球団の生活面を含めた選手指導のあり方が批判されそうだ。

広島地検は2月17日、広島東洋カープの羽月隆太郎被告(25)を医薬品医療機器法違反(指定薬物の使用)の罪で起訴した。

羽月被告はプロ野球のオフシーズンに当たる昨年12月16日ごろ、広島市内の自宅で指定薬物エトミデートを加熱して気化させ、吸引して使用したとされる。

1月27日に広島県警に同法違反容疑で逮捕された直後、羽月被告は容疑を否認していたが、その後、認める供述をしていたという。

「エトミデートは海外では麻酔などに使われる鎮静剤だが、日本では医療用としても承認されていない。エトミデートを電子タバコのリキッドに混ぜ吸引する違法行為は、沖縄の若者の間で横行し全国へ拡大している。意識障害や体に痙攣などを引き起こすことから、巷では『ゾンビたばこ』と呼ばれています」(全国紙社会部記者)

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プロ野球選手としての自覚、そして断る勇気を持たないといけない


羽月被告は鹿児島・神村学園高から内野手として2018年のドラフト7位で広島に入団。

一軍での通算成績は453打数98安打、打率2割4分3厘、盗塁51。

羽月被告がゾンビたばこを入手したルートは明らかになっていないが、反社会的勢力との接点は当然、捜査当局も洗い出しているはずだ。

広島の大物OBがこう嘆く。

「我々の現役時代もシーズンオフになると、スポンサー筋から飲食の誘いは多々あった。その中には、名刺は普通の会社社長でもヤクザ筋の人がいる場合があるから、細心の注意を払っていたものだ。いずれにせよ、禁止されているゾンビたばこの吸引は、たとえ勧められたとしてもプロ野球選手としての自覚、そして断る勇気を持たないといけない。情けないよ」

羽月被告の違法薬物事件を受け、広島球団は2月の春季キャンプ期間中、ミーティングで選手らに注意喚起したが、

「その席上、若い選手らの聞き入る態度が悪いと指摘され、問題になりました」(球団関係者)

広島は2月24日に羽月被告との選手契約を解除した。

「週刊実話」3月19日号より