トランプ政権「イラン攻撃」で戦禍急拡大の可能性も 加速しする“第三次世界大戦”の戦慄

ドナルド・トランプのインスタグラムより

2026年2月28日、世界が戦慄した。

米国がイラン国内への直接攻撃を展開。これに加え、3月2日に英国が自国内基地の米軍利用を容認したことで、戦火は中東の砂漠を越え、全世界へと拡大する不気味な予兆を見せ始めたからだ。

米軍のイラン攻撃以来、SNSに急増し始めた「#WWIII」(第三次世界大戦)のハッシュタグ。これは過剰なパニックか、それとも破滅へのカウントダウンかが、問われだしているのだ。

牙を剥いた米軍、連鎖する報復の「蟻地獄」

報道によると、今回の衝突がこれまでの「小競り合い」と決定的に違うのは、米国がイランの主権を直接踏みにじった点にある。イランは即座に弾道ミサイルとドローンで反撃し、イスラエルもこれに乗じる形で介入を強めている。

軍事アナリストは、この連鎖の危うさを指摘する。

「もはや今回の軍事衝突は、アメリカとイランの二国間紛争では収まらない危険性を孕んでいる。レバノンのヒズボラ、イエメンのフーシ派といった代理勢力が一斉蜂起すれば、戦域は中東全域を飲み込む『複合戦争』へとエスカレートする。これは第三次世界大戦への第一段階だ」

また、英国が米軍に基地を提供した事実は、国際社会に大きな危惧をもたらしている。米英が軍事的に一体化していると見えたことで、戦火は欧州にも飛び火する可能性が指摘され始めているからだ。

「英国の加担は、NATO(北大西洋条約機構)全体を戦争の渦中に引きずり込むリスクを孕んでいる。今のところその確率は低いが、もしもイラン側が英軍基地を攻撃すれば、集団防衛が発動し、他のNATO加盟諸国が参戦する事態も招きかねない。そのため欧州各国の首脳らも動揺し続けているのです」(国際政治学者)

【関連】高市政権への処方箋か カナダ首相が「脱・米国依存」宣言で築く“新世界秩序”の衝撃