WBC関係者を悩ませる「保険問題」と「セレブレーション禁止令」

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左足アキレス腱の損傷で阪神・石井大智がWBCを辞退。代わって、西武・隅田知一郎が緊急招集された。

「6人の投手が予備登録されていました。今井達也、小笠原慎之介の名前も出ていましたが、事情があって、国内から呼ぶことになったんです」(関係者)

「事情」とは? 真っ先に浮かぶのが保険の問題だ。

「前年、健康体で出場していた選手でも、過去の故障歴や手術経験があると『適用外』になる事例も報告されました。大会中のケガでシーズンを棒に振ることになれば、選手を派遣した球団はその選手の高額年俸を保険で補償されても、代わりの選手をすぐには見つけられません」(米特派記者)

しかし、選手を派遣する球団側の悩みとは異なる一報も飛び込んできた。


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侍ジャパンもヘッドスライディング禁止を...


2月9日(現地時間)、レッドソックスのグレッグ・ブレスローGMがオンライン会見に臨み、WBCに出場する吉田正尚のことにも触れ、「DH(指名打者)だけでなく、野手としてプレーすることは、彼にとっても有益だと思うし、吉田が守備面でどうかを見るために、我々にとってもいいことだと思う」と語った。

吉田は2024年オフ、利き手である右肩を手術している。

大谷翔平も右肘に2度メスを入れている。「打者」だけでなく、「投手」まで補償するとなると、保険の掛金は大きく跳ね上がる。

これが二刀流での出場を諦めさせた理由だが、吉田も守備に就けば、ケガを負うリスクは大きくなる。外野手層の厚いレッドソックスだから、守備OKのゴーサインが出たのだろうか。

また、保険の問題は大会中のプレーにも影響を及ぼしていた。

「セレブレーション(祝賀)要注意のお達しも出されました。前回大会の勝利後の大はしゃぎで、昨オフにドジャース行きでニュースになったエドウィン・ディアスがシーズンを棒に振る大ケガを負いました。試合後のセレブレーションでのケガは、保険の対象外となるようです」(同)

侍ジャパンもヘッドスライディング禁止を本気で検討しているという。

連覇達成を果たしてもスタンドに向かって整列し、一礼となるかもしれない。

これでは大会が盛り上がらないが…。

「試合後のセレブレーションで、もし大谷がケガをしたら一大事です」(同)

保険の問題は、早急に解決しなければならない。

「週刊実話」3月5・12日合併号より

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