【サナエショック】自民316議席の罠。高市首相が陥る「’09年民主党政権」と同じ大勝後の“転落劇”

’09年の民主党政権の二の舞か

また、高市氏には別の不安要素も見え隠れする。

「週刊文春が1月に報じた旧統一教会側による政治資金パーティー券購入疑惑と『円安ホクホク発言』は特別国会で追及される。食料品消費税ゼロにしても、選挙期間中は応援演説などで前面に押し出さなかった。財務省が過去最大に膨らんだ“国の借金”を発表したのも陰謀臭い。結局、アリバイ工作的に超党派の国民会議で協議してまとまらなかったという筋書きではないか」(政治担当記者)

’09年、当時の民主党は政権交代を成し遂げた。今回の高市政権のように同年8月の衆院選で大勝利を収め、308議席を獲得した。

民主党政権誕生の原動力は『マニフェスト』、いわゆる選挙公約だ。

「高速道路無料化、沖縄米軍基地の国外・県外移設案は実現しないままで公約違反と指摘されても仕方がない。ムダ削減の『事業仕分け』というパフォーマンスを繰り広げたのもムダ。民主党の政策はどれも中途半端だった。その上、当時は鳩山由紀夫首相の12億円使途不明金、党の重鎮・小沢一郎氏の資金管理団体『陸山会』疑惑とスキャンダルが続出した。株価は8000円台とデフレで経済はボロボロ。国民はいたく失望し、民主党政権は3年余で幕を下ろした。高市氏が民主党と同じ轍を踏まないとも限らない」(自民党長老)

大勝では“シン”の大将になれない。

『週刊実話』3月5・12日号より

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