「蒲公英」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識 【難読漢字よもやま話】

漢方薬としても活躍

●西洋では「ライオンの歯」
英語名の「ダンデライオン(Dandelion)」は、フランス語の「dent-de-lion(ライオンの歯)」に由来します。ギザギザした葉の形が、ライオンの牙のように見えることから名付けられました。

●時計代わりになる花
タンポポは光に非常に敏感で、朝に開き、夕方には閉じます。また、雨の日や曇りの日も花を閉じて大切な花粉を保護します。

●「食べられる野草」
タンポポの若葉は、フランス料理などでは「ピサンリ」と呼ばれ、サラダとして食べられます。少し苦味がありますが、ビタミンやミネラルが豊富です。

●「白い汁」の正体
茎を折ると出てくる白い粘液には、天然ゴムと同じ成分や、苦味成分が含まれています。これには虫に食べられるのを防ぐ防御の役割があると考えられています。

●「花びらの数」の秘密
一つのタンポポの花は、実は小さな花(舌状花)が集まってできています。一つの塊に見えますが、実は100個以上の花の集合体なのです。

●漢方薬としての蒲公英
漢方では乾燥させたものを「蒲公英(ほこうえい)」と呼び、解熱や母乳の出を良くするための生薬として処方されることがあります。

●「花言葉」は?
有名な花言葉は「愛の神託」「真心の愛」など。綿毛を吹いて恋の行方を占ったヨーロッパの習慣に由来していると言われています。