高市政権への処方箋か カナダ首相が「脱・米国依存」宣言で築く“新世界秩序”の衝撃

日本は一歩間違えると、国際社会から取り残される恐れも

欧州の脱米中依存は進む。1月下旬には、EUとインドの自由貿易協定(FTA)交渉が妥結した。20年近く続いていた交渉がようやくまとまった。米中依存を脱して多角化を進めたい双方の思惑が一致した格好だ。

米国不信を背景に、英国のスターマー首相は訪中し習近平国家主席と会談、「より洗練された英中関係の構築」を呼び掛けた。英国産ウイスキーの関税引き下げも話題になったという。昨年末から、フランス大統領、アイルランド首相、フィンランド首相が相次いで訪中している。

「米国、中国、ロシアといった大国による自国の利益追求に拍車が掛かっており、政治のみならず経済や国民生活にも影響が出始めていることから、ミドルパワーは多国間主義を加速させたと言える。トランプ大統領、プーチン大統領、習主席といった指導者のパーソナリティーによるところも大きいが、この流れはもう止まらない。日米安保を基軸とした日本にとっては、難しい局面を迎える。やり方を一歩間違えると、国際社会から取り残される恐れもあり、今こそ、外交に全面的に注力すべきだ」(国際政治に詳しい関係者)

高市首相が取るべき世界戦略がここにある。

『週刊実話』2月26日号より

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