Netflix150億円契約の誤算!侍ジャパンの実入りは1割…大谷保険料で大赤字の危機

 

保険料を賄う計画が空振りに...


「きっちり手は打っている。さすがだと楽観していたのですが…」(WBC担当の取材記者)

動画配信大手Netflixと結んだWBCの日本国内における独占放映権(全47試合配信)、例の150億円契約だ。

これを活用すれば、保険問題は容易にクリアできるはずだった。

「だった」というのは、この150億円の契約金のうち、侍ジャパンに入るのはわずか1割、実は15億円程度というから大誤算。

前回の'23年WBCはTBS系、テレビ朝日系で地上波で無料放送された。

その際の放送料は総額で約30億円。

今回、Netflixにスイッチし、5倍に増えたはずが、実入りは逆に前回の半分とは…。

ドジャース移籍で跳ね上がった大谷の保険料を賄う計画が空振りに。

ぬか喜びとはこのことか。

誤算はNetflixがWBCの日本国内独占放映の契約を結んだ相手が日本(NPBエンタープライズ)ではなく、米国の主催者(WBCI)だったことが判明したからだ。

ざっくり言えば、Netflixから入る150億円は、優勝などの賞金や分配金、出場各国の旅費や宿泊費に充てられる。

そこで、日本への還元は1割程度に。

それも大会が黒字だった場合で、赤字ならもっと減る。

「極言すれば、大谷人気を利用して日本のファンから視聴料をぶん取る『軒下商売』のようなもの。『してやられた』の印象は拭えない。WBCIは東京ドームで行われる1次ラウンド全試合の日本国内での放送・配信を主催する読売新聞社を通さず、直接Netflixに付与した。強かです」(同)

米国内のWBC放送は、MLBとつながりが深いESPNやFOXスポーツでの廉価放送だが、韓国や台湾、カリブ諸国など多くの国が地上波で無料で見られる。

Netflixの日本国内独占放送の収益の賜物で、日本は世界中の野球ファンに感謝されてしかるべきだが…。

NPBはMLBに貸しを作り、念願の「リアルワールドシリーズ」開催にも大きく前進。

あとは、いかに大谷の保険料を自前で捻出するか、思案のしどころだ。

「週刊実話」2月26日号

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