高市早苗首相を襲う「健康不安説」
与野党とも激戦を繰り広げたせいもあり、燃え尽き症候群に陥っていないか。とりわけ、電撃解散の奇襲戦を仕掛けた高市早苗首相の健康不安説が急浮上している。
「首相は選挙でさらにヤセた。顔が就任当時よりひと回り小さく見え、体も細くなった。昨年10月に行われた自民党総裁選前後は、公明党の連立政権離脱騒動で高市氏は眠れない日々が続いたようです。もともと、1日の睡眠時間が少ない『ショートスリーパー』で平均睡眠時間は約4時間とは聞いてはいたが、そのときは2〜3時間寝れたかどうか」(全国紙政治担当記者)
元来、細身の高市氏だが、「体重は3〜4キロ落ちた」(政界消息筋)とささやかれていた。当時の立憲民主党・野田佳彦代表も思わず「大丈夫ですか」と声をかけたほどだ。
「衆院選後はもっと心配ですよ。首相就任時より深刻ですから。また、選挙期間中の2月1日に予定されていたNHK討論番組ドタキャンの理由は、手の治療というもの。『旧統一教会関連団体による高市氏側のパーティー券購入疑惑封じ』『円安歓迎のような失言追及から逃げた』などの批判も殺到したが、分刻みの選挙応援により、持病の『関節リウマチ』を悪化させたのは間違いない」(前出・全国政治担当記者)
一国のトップの病は国の行く末をも左右しかねないだけに常に最高機密扱い。そのため、NHK番組出演ドタキャンの真相は今となっては藪の中だ。
「総選挙真っ只中の“党首討論”ドタキャンがどれだけ批判を浴びるかは、高市氏本人が一番分かっていたはず。高市氏がリウマチを悪化させたのはNHK討論番組出演予定の4日前。遊説会場で支援者と握手した際、強く引っ張られたためとしています。その後、痛みが引かなかったため、最後は木原稔官房長官が討論番組出演にストップをかけた」(政治アナリスト)
NHK討論番組には、高市氏の代役として田村憲久政調会長代行が出演した。ちなみに、田村氏は『好きな女性アナウンサーランキング』で2連覇中のTBS・田村真子アナの父親だ。
医療関係者が関節リウマチの一般的症状について、こう解説する。
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「気の休まるときはなかった激動の4カ月だった」
「高市首相の症状は指定難病の『悪性関節リウマチ』ではないと聞く。悪性の場合、血管に炎症が起こり、患部の壊死、ついには死に至る危険性もある。悪性でないにしても関節リウマチはいまだ原因不明の厄介な病気であることに違いはない。自分の免疫細胞が自分の組織を攻撃する。そして、主に明け方に骨や関節が変形、手足のこわばりと激痛を発症、動けなくなるのが通例だ。今は新薬で救われているが、ほんの少しバランスが崩れ無理をすると、新薬でもなかなか痛みから解放されません。関節リウマチの最大の難敵は、疲労とストレス。一国の首相は、それらが最も蓄積するポジションと言える。高市首相は自ら望んで自民党総裁選に打って出たのだから、ある程度の症状の悪化は覚悟の上だったと思うが、首相になってみて想像以上の激務にギリギリの状態が続いているんでしょう」
確かに、自民党総裁になってからの高市氏は政権を維持できるかどうかのまさに綱渡り状態だった。さらに外交に目を向ければ、トランプ米大統領の来日、初会談に加えて、台湾を巡る国会答弁での「存立危機事態」発言で中国との関係は悪化したまま。
「現状打開のため電撃解散、総選挙に打って出たわけだが、気の休まるときはなかった激動の4カ月だった」(自民党関係者)
2月5日に高市氏に対する「全面支持」を表明したトランプ大統領は今年6月に80歳となる。トランプ氏も手のあざや心筋梗塞、脳梗塞などに予防効果があるとされるアスピリンの大量摂取で健康不安説がたびたび取り沙汰されている。
高市氏は日本初の女性首相だ。それだけに健康問題にはより慎重、万全を期さなければならない。
1980年、自民党は内紛状態となった。現職総理の大平正芳氏は「ハプニング解散」し、衆参同日選挙に打って出たが、選挙期間中に倒れ、心不全で亡くなった。70歳だった。
「バブル崩壊後、総理として財政再建に失敗した橋本龍太郎氏は剣道と登山が趣味で頑健そうに思えたが、’06年に68歳で急逝している。また、小渕恵三氏は’00年に自由党との連立決裂後、脳梗塞で倒れ62歳という若さで亡くなった。国を背負う一国の総理のストレスは想像を絶するものがある」(自民党長老)
直近で言えば、菅義偉元首相は今回の衆院選に出馬せず政界を引退した。
「菅氏は世界がパンデミックに陥ったコロナ禍で、1日100万回のワクチン接種の枠組みを作った。加えて憲政史上、首相通算在任期間が歴代最長の安倍晋三氏を約8年に及び女房役の官房長官として支えた。77歳で喜寿の菅氏は政治家を続けていく上で、体力と精神力を大きく消耗したのだろう。体力面を政界引退の理由に挙げた菅氏の激ヤセぶりは、痛々しかった。高市氏はまだ64歳と若いが、国内外で抱えているものが多過ぎる。関節リウマチのほか、腰痛の持病もあると聞く。高市一強の今、首相に倒れられたら自民党は内紛に陥るだろう」(同)
高市首相の「働いて働いて働いて…」は“命取り”になりかねない。「週刊実話」2月26日号より
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