【総選挙最終局面】激突サナ活VS学会票! 高市首相を追い詰める創価学会「完全勝者」の舞台裏

応援の裏で透ける学会の緻密な選挙戦略

確かに、その兆候はすでに表れている。例えば、東京第24区(八王子市)だ。’24年10月に行われた前回の衆院選で、立憲は自民党の萩生田光一幹事長代行に8000票弱まで迫った有田芳生氏を降ろして、比例区へと転出させた。

「さすがに創価大学や記念会館のある選挙区で、反創価学会の元共産党員を学会が推すわけにはいかない。まぁ、有田氏には『出るとこで落選するパフォーマー』の別名があるほどですから。
逆に、関西のいくつかの選挙区では、日本維新の会に肉薄した公明党候補を降ろして、立憲系の“選挙に弱そう”な候補を並べている。学会が小選挙区で負けるのがいかに嫌なのかを見せつける構図です。
もっとも、創価学会票欲しさに離党せず、中道に“移籍”した左派系の立憲候補には逆風が吹くでしょうね」とは、さる立憲議員秘書の弁だ。

中道共同代表の野田佳彦氏からして首相時代には「辺野古移転が唯一、有効な道」と明言していたのに、「(賛否は)慎重な立場」などとぶれまくり。同じく立憲側の安住淳共同幹事長は、「与党のときは移転賛成。野党になったので反対」などと小学生にも説明できない立ち位置を自爆的に暴露してしまうほどだ。

こうなると、逆に公明党の一貫性ばかり目立つようになる。中道の政策の柱は昨年11月に策定した公明党方針を立憲側が“丸呑み”したものであり、創価学会票で恩を売ったからには当選後の縛りは相当なものとなるだろう。

「学会票という毒まんじゅうを食べたら、自民党議員の悲哀がよく分かるでしょう」(学会ウオッチャー)