球界最遅契約更改...阪神サトテル"国内ラストイヤー"既定路線

阪神甲子園球場 (C)週刊実話Web
契約書にサインをしても、遺恨を残してしまったようだ。

阪神・佐藤輝明(26)が12球団で大トリ、キャンプイン直前の1月30日にも球団と話し合い、単年総額5億円(金額は推定)で契約を更改した。

「1月29日から合同自主トレとして阪神の選手たちは先駆けてキャンプ地の沖縄県宜野座村に入りました。佐藤はそれに同行しませんでした。ポスティングによる米球界挑戦の時期については、佐藤、球団ともダンマリを決め込んだまま」(在阪記者)

佐藤のMLB挑戦志向が強いことは阪神ナインも分かっていた。

しかし、チームの結束力も高めるための合同自主トレに参加せず、「別行動」ともなれば、他選手たちの印象も変わってくるだろう。

球団、佐藤の双方は否定していたが、契約更改が大幅に遅れてしまった原因として挙げられているのが、MLB挑戦の時期。「今オフ、ポスティングシステムに掛けることを明記せよ」と代理人側が迫ったという。

「矢野燿大監督時代の阪神でクローザーも務めたロベルト・スアレスをクライアントに抱えているショーン・ノバック氏が佐藤の代理人です。ニューヨーク州での弁護士資格も持っています。日米の野球観の違いをまとめた『和をもって日本となす』の著者、ロバート・ホワイティング氏との親交も深いと聞いています」(関係者)

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佐藤輝明ならMLBでも...

「和をもって」の精神を知る代理人が強引な交渉で阪神球団を掻き回しているとは、皮肉としか言いようがない。

以前からMLB志向の強い佐藤は、1年でも早く挑戦したいという気持ちもあるとみられるが、球団との衝突の一因には年俸の上がり幅もあるという。「昨季の推定年俸は1億5000万円。倍増だったら、3億円で、中野拓夢と同額です。阪神は佐藤のメンツにも配慮し、5億円を提示しました」(同)

しかし、新年俸5億円にも問題が隠されていた。

球団側は、その内2億円はタイトル料と捉えており、佐藤が2027年も阪神でプレーする場合、今オフの契約更改で交渉のスタート金額が3億円になるのか、それともタイトル料込みの5億円か、これだけはハッキリさせないままサインしてしまったというのだ。

ア・リーグ中地区のスカウトによれば、「WBCでの佐藤は最優先の調査対象選手」だという。

「佐藤なら、MLBでも十分に通用します」(米特派記者)

佐藤は阪神ファンに応援されてのMLB挑戦を目指すべきだろう。

「週刊実話」2月19日号より