WBC侍ジャパン最後の一枠は吉田正尚! 前回打点王の選出に「投手不足」を危惧する球界のホンネ

侍ジャパンオフィシャルサイトより

2月4日、来月開催のWBCで“侍ジャパン最後の一枠”がついに決定した。ラストサムライに選ばれたのは、前回大会の打点王、ボストン・レッドソックスの吉田正尚だ。

だが、この“功労者”の選出に、球界関係者からは歓喜の声ばかりではなく、むしろ“懸念”の声が漏れ聞こえている。

吉田を除く今回の外野手陣は、メジャーで松井秀喜越えの好成績を収めた鈴木誠也、圧倒的な出塁率を誇る近藤健介という強打者に、守備・走塁のスペシャリストとして周東佑京や、攻守に巧みな森下翔太といったバランス良い布陣だ。

また、指名打者には保険問題で“打者専念”が決まっている大谷翔平が座る。そう、吉田の起用法は、極めて限定的になるというのだ。

「正直、今の外野陣に吉田をねじ込む必要があるのか。前回大会の活躍は素晴らしかったが、昨季のメジャーでの成績は自由契約も囁かれたほど散々で、コンディション不良も目立った。もともと守備には難があるし、今の彼に守備を犠牲にしてまで使うべき“絶対的な打撃”があるかは極めて疑わしい」(スポーツ紙メジャー担当)

吉田選出の裏ではさらに“投手”の問題も立ちはだかる。大谷属するロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、大谷が打者のみで出場することを明言している。

前回大会のように「投手・大谷」がマウンドに上がることはなく、大谷が投げない分、日本は投手の枚数を1人でも多く確保しなければならない。

「特に先発は絶対エース山本由伸がいるものの、その他は菅野智之など、実績はあるがやや不安が残る布陣。短期決戦で短い回数をリレーする継投になると考えても、すでに豊富な外野陣に吉田を入れる必要があったのか疑問です」(同)

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