WBC崩壊危機! プエルトリコ代表が「ボイコット」示唆 本誌警告の“保険問題”が現実化し大谷の二刀流にも影

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WBCに激震が走っている。2026年大会を目前に、優勝候補プエルトリコ代表が“大会ボイコット”を示唆する前代未聞の事態が発生したからだ。原因は本誌も警告した「MLB保険問題」だが、この“魔の保険”は大谷翔平の二刀流にも思わぬ影を落としているのだ。

プエルトリコ会長が激怒の“撤退宣言”

2026年3月に開幕する第6回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が、前代未聞の危機に直面している。本誌(週刊実話WEB)は1月27日、MLB所属選手の「保険問題」が各国の戦力を直撃し、大会の公平性を揺るがす可能性をいち早く報じたが、その懸念は想像を超える速度で現実化しつつある。

2月1日(日本時間)、優勝候補の一角であるプエルトリコ代表のホセ・キレス会長が、現地メディアの取材に対し大会そのものからの“撤退”を検討していると明言したのだ。

キレス会長は怒りを隠さず、「不公平な状況なら我々は参加しない。決断はほぼ下されている。アメリカが金メダルを欲しいなら、日本と3試合だけやっていればいい。我々の時間を無駄にするな」と語気を強めた。

WBCの歴史において、強豪国のトップがここまで踏み込んだ発言をするのは初めて。しかも、これは単なる不満ではなく、大会の根幹を揺るがす“抗議声明”に等しい。

リンドーア、コレア…主力が次々と「保険不承認」

プエルトリコが激昂する理由は明白だ。本誌が警告してきた「保険審査の異常な厳格化」が、代表チームを壊滅寸前に追い込んでいるからである。

MLBの40人枠に入る選手がWBCに出場するには、怪我でシーズンを欠場した際の年俸を担保する保険への加入が義務付けられている。

しかし今回の大会では、保険会社の審査が過去に例を見ないほど厳しくなり、プエルトリコの主将に指名されていたフランシスコ・リンドーア(メッツ)がオフの右肘手術を理由に不承認となったほか、カルロス・コレア(ツインズ)ら主力級が次々と“適用外”と判定された。複数の報道では「8〜10選手が保険不承認」とされ、戦力は事実上崩壊した状態なのだ。

選手会も異例の声明を発表し、「選手は出場を望んでいるが、保険の制約で資格がない」と明かした。キレス会長が「米国は主力が出場できているのに、なぜ我々だけが不利なのか」と不信感を募らせるのも当然だろう。

保険制度が国によって影響度を大きく変えるという、国際大会として致命的な構造的欠陥が露呈した格好だ。

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