日本ハム2026年版「新庄劇場」主役は「1番ファースト清宮」

AIで生成したイメージ


昨季のパ・リーグ覇者ソフトバンクから14勝を挙げた有原航平をもぎ取ることに成功し、今季の優勝候補に日本ハムを挙げる声も聞かれる。

しかし、新庄剛志監督(54)は"劇場"を忘れてはいなかった。

従来の1番バッターのイメージをぶち壊してくれそうだ。

「春季キャンプでの選手の一、二軍の振り分けなどを決めるスタッフ会議でも、1番バッターの話は出ていました」(スポーツ紙記者)

昨季は日替わり打線でリーグ2位の548得点を挙げた。

相手の先発投手との相性などを新庄監督が熟考してきた結果でもある。

しかし上位打線はある程度、固定したいというのが"本音"でもあるようだ。

「"せめて1番バッターだけでも"との声もスタッフ会議で出たようです」(同)

スタッフ会議後、新庄監督は「矢澤(宏太)君、五十幡(亮汰)君も魅力ですけどね~」と記者団に答えたが、関係者の話を総合すると"本命"は別にあるという。

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新1番バッターの斬り込み隊長は...


今季から選手会長も務める清宮幸太郎(26)だ。

「指揮官が1番バッターに求める要素は、四球を選べることと『初回に三振しない』の2点」(関係者)

この2点で探ってみると、やはり清宮なのだ。

日替わり打線だった昨季、清宮も「1番」を5試合務めていたが、初回の三振は1回だけ。

シーズン合計の四球数は46で、チームで2番目に多い。

リーグ2位の143安打も放っており、打率2割7分2厘。

出塁率3割2分9厘は、レギュラークラスでは郡司裕也、レイエスに次いで3番目に高い。

また、昨年11月のファン感謝祭で、新庄監督は開幕投手と同3連戦の先発投手を発表したが、「4番・郡司」も公言している。

消去法で見ても、新1番バッターの斬り込み隊長は、清宮ということになる。

「清宮は新庄監督の下で開花した選手。一塁しか守れないと思われていた守備も、新庄監督がサードを守らせて、どちらも無難にこなせるようになりました」(同)

昨季、清宮はベンチスタートの日も左投手との対戦場面で代打登場している。

「左対左」の対決は左バッターが不利とされるが、"新庄AI"では球速とバットスイングの速度が合っていれば、左右の違いは関係なく、いつの間にか清宮も左投手を攻略できるようになっていた。

新庄監督は清宮に本塁打王ではなく、首位打者を狙わせる意向という。

「新庄VS古巣・阪神」の日本シリーズが見たい。

そのカギは清宮が握っている。

「週刊実話」2月5・12日合併号より