WBC大谷翔平の"真の敵"はヤンキースや米国代表でもなく...

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1月16日、侍ジャパンの井端弘和監督は3月のWBCを戦う追加メンバーを発表した。

DeNA・牧秀悟、阪神・佐藤照明など全30人中19人のみで、「残り11人」の選出については、日本人メジャーリーガーの動向次第となった。

「大会中のケガに掛ける保険の問題もあります。試合に出られないほどではないものの、故障を抱えている選手は保険の審査が通りにくいんです。所属球団も保険審査の結果を聞かないと、大会派遣にゴーサインが出せません」(スポーツライター・飯山満氏)

大谷翔平(31)が早い時期に参加を表明してくれたのが、せめてもの救いだ。

NPB関係者によれば、投手陣のまとめ役はベテランの菅野智之が務め、主将には大谷、副主将に牧を推すプランもあるという。

「米国代表はドリームチームとなりそう。ナ・リーグとア・リーグ両方の本塁打王の参加が決まり、ヤンキースのアーロン・ジャッジが主将を務めます。3選手だけでホームラン計169発の超重量級打線です」(現地記者)

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サッカーが10%、野球が9%...

メジャーリーガーがWBCに関心を持つようになった理由は、前回大会とサッカー。

多くの選手が大谷とトラウトの一騎打ちに「感動した」と話しており、「サッカー・ワールドカップのような世界一を争う大会に出たい」と思うようになったという。

しかし、メジャーリーグはそのサッカー界から挑発を受けていた。

米スポーツ専門局『FOXSPORTS』が、同国内での人気スポーツランキングを掲載。それによると、米国のサッカー人気は野球を抜いて3位になっていた。

「サッカーが10%、野球が9%です」(同)

メジャーリーガーたちは気にも掛けていなかったが、MLB機構、球団オーナーたちはカチンときたようだ。

「球場広告の新規出資者を募ったり、交渉中の球団もあります。ビジネスが絡んでいますので、人気低迷だなんて言われたくないんです」(同)

そのため、WBCでの大谷に期待するMLB関係者は多い。

二刀流は野球をよく知らない米国民にも伝わりやすいからだ。

投手で150キロ超え、打者では本塁打王争い。考えてみれば、マンガみたいな選手だ。

大谷とヤンキース・ジャッジの対決が楽しみだが、今年6月のワールドカップ開催国の一つが米国だ。

大谷はサッカー熱をもねじ伏せなければならない。

「週刊実話」2月5・12日合併号より