高市首相と李大統領「日韓スポーツ交流」のシンボルへ ドジャースの韓国人メジャーリーガーが巨人「ポスト坂本」に急浮上

東京ドーム (C)週刊実話Web
巨人がドジャース・大谷翔平の同僚で、韓国出身の大リーガー、キム・ヘソン内野手(27)獲得を検討、「ポスト坂本勇人」として期待しているという。

高市早苗首相と李在明大統領のホットラインで日韓スポーツシャトル外交の象徴に急浮上した。

「今季、巨人の一軍打撃コーチにOBのイ・スンヨプ氏を招聘した狙いは、“韓国のイチロー”といわれるドジャース、キム・ヘソン内野手の獲得にあったとは…。巨人の課題は“ポスト坂本”の遊撃手。これでV奪回の可能性が出てきた」(スポーツ紙デスク)

しかも、その計画を後押ししているのが、高市早苗首相というから2度ビックリだ。

高市氏は自他共に認める阪神ファンだが、読売新聞社とは極めて関係が良好。「衆院1月解散」をスクープしたのも読売。巨人に一肌脱ぐのも合点がいく。

キム・ヘソンは、韓国の高校から2017年に韓国プロ野球ネクセン・ヒーローズ(現キウム・ヒーローズ)に入団した韓流のスター選手。二塁と遊撃で実績を積み、'25年1月にポスティング・システムでドジャースに移籍。契約金は3年1250万ドル(約19億円)。ドジャースでは大谷翔平の弟分的な存在で、昨季のワールドチャンピオン・メンバーの1人だ。

「大谷のような派手さはないが、俊足・堅守に加えて野球IQが高いユーティリティー内野手。ロバーツ監督の信頼も厚いが、ここに来てトレード説がささやかれている。そこに巨人が“いっちょかみ”し、展開が急転した。電撃巨人入りの可能性が浮上している」(MLB解説者)

ドジャースの内野は一塁フリーマン、三塁マンシー、遊撃ベッツ。これは不動のシフト。二塁はエドマンだが、オフに足首の手術を受け、開幕に間に合わない。

ロハスとキム・ヘソンでカバーするチーム方針だった。

だが、そこは常勝軍団のドジャース。補強の手は緩めない。

デトロイト・タイガースから“左殺しの便利屋”、同じユーティリティープレーヤーのアンディ・イバニエル二塁手を1年契約で獲得すると、シカゴ・カブスからFAした大物、カイル・タッカー外野手とも4年総額2億4000万ドル(約380億円)で合意した。

いずれもメジャー登録の40人枠に加える契約で、それには枠を空ける必要があり、キム・ヘソンがはみ出す可能性が高い。

かといって、韓国のMLB人気の高まりを考えると、傘下の3Aで調整とはいかない。

そこで浮上したのが、日本への緊急避難。事実上のレンタルトレードだ。

現在の巨人の補強ポイントは、はっきりしている。

坂本勇人(37)の後継・遊撃手の育成だ。

阿部慎之助監督(46)は一昨年のドラフト1位・石塚裕惺に期待を寄せるが、一軍ではまだ1安打。完成には時間がかかる。

当然、山口寿一オーナーは「ポスト坂本」の英才教育&抜擢を期待しているが、今季が契約最終年の阿部監督にとってはそうはいかない。

「育てると言っていたら最下位になる」と事実上の“反旗”。逆に球団に外国人助っ人の大型補強を要望している。

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日本政府が目指す「日韓スポーツシャトル」外交

巨人では'24年オフに海外FAでオリオールズに移籍したエース・菅野智之に続き、今オフは主砲の岡本和真(29)をポスティングでブルージェイズに送り出した。

4年総額6000万ドル(約94億円)。巨人に入る譲渡金は約17億円。これに岡本の昨季年俸(5億4000万円)分を加えれば、22億円超の補強資金となる。

一方で、今オフの補強は日本ハムからFAした松本剛に2年総額2億5000万円、楽天から同じくFAした則本昂大に3年総額13億円。レッドソックス時代の'21年に25本塁打したロイヤルズ傘下の3Aオマハのボビー・ダルベックに1億5000万円など、資金的にはまだ余裕がある。

巨人は'13年の日本シリーズで原巨人に立ちはだかった星野楽天のWエース、田中将大(昨季巨人移籍)&則本でお茶を濁そうとしているが、色褪せ感は否めない。

「V奪回どころか、Bクラスでも不思議がない」と懸念する巨人OBの面々だが、大谷の同僚、キム・ヘソンを獲得すれば、戦力も士気も格段に上がるとみられる。

さらにMLBが取り組むアジア拡大戦略、日本政府が目指す「日韓スポーツシャトル」外交とも重なる。

「高市首相にとっても衆院解散で楽勝と思えた予測が公明・立憲民主両党が新党『中道改革連合』を立ち上げ、微妙に…。しかし、キム・ヘソンの巨人入りに伴う日韓友好は追い風となる。韓国の李在明大統領への擦り寄りはその協力依頼、衆院選を見据えた計算ずくの言行との見方がある」(政治部記者)

高市首相は1月13日、李大統領を地元・奈良市に招き、首脳会談後にドラムでセッションして話題を呼んだ。

それも選曲は韓国の人気男性グループ『BTS』の「Dynamite(ダイナマイト)」と音楽アニメ『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の劇中歌「Golden」。まさに日本流の“おもてなし”だ。

翌14日には、奈良県斑鳩町の世界遺産・法隆寺をそろって訪問。高市首相が韓国と縁が深い歴史遺産を案内し、首脳間の親睦を深めた。

仏教は朝鮮半島の百済から日本に伝わり、建築技術や仏像などにも朝鮮半島の影響があるとされる。左派・反日で知られる李氏の心を鷲掴みにした。

李大統領と保守派の高市首相の対面には懸念の声も上がっていたが、高市氏の並外れた「人たらし」能力が距離を縮めた。

そこに透けて見えるのが、韓国球界キム・ヘソン至宝の巨人転身だ。

「週刊実話」2月5・12日合併号より