“北の独裁者”金正恩総書記を疑心暗鬼にする中韓「親密関係」

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新年早々、北朝鮮の独裁者・金正恩総書記は椅子から転げ落ちたに違いない。北朝鮮同様、中露を後ろ盾とする南米ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が、米特殊部隊によって電撃的に拘束、移送されたからだ。

「大統領拘束のニュースが伝わった1月3日夜、朝鮮労働党中央委員会護衛処と国務委員会警衛局、護衛司令部、護衛局のいわゆる4大護衛機関に正恩氏から最重要命令である『1号命令』が下達され、非常事態が宣言されたようです。つまり、米特殊部隊による『斬首作戦』によって体制転覆すら可能であることを見せつけられた正恩氏は身の安全に不安を抱き、即座に防御態勢強化を指示したのでしょう」(国際ジャーナリスト)

正恩氏を不安に掻き立てる要因は他にもある。中国・習近平国家主席の韓国に対する動きだ。

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習主席はニコニコ顔で中韓首脳会談に

「北朝鮮は1月4日、日本海に弾道ミサイルを撃ち込みました。5日に行われた習主席と韓国の李在明大統領との中韓首脳会談への牽制とみていい。昨年12月28日にも北朝鮮は巡航ミサイルを黄海に撃ち込んでいますが、この翌々日、中韓は『李大統領が国賓訪中し、首脳会談を行う』と発表しています。また昨年11月1日にも黄海にロケット砲十数発を撃ち込んでいるのですが、この日は韓国で中韓首脳会談が開かれ、戦略的協力パートナー関係の発展に向け、通貨スワップ協定などが締結された日です。正恩氏のすぐ隣で、習主席と李大統領がイチャついているのですから嫉妬しないわけがない」(同)

北朝鮮は中韓首脳会談の何に反発するのか?

「昨年10月29日、米韓首脳会談でトランプ大統領は李大統領に韓国の原子力潜水艦建造の承認を与えています。台湾侵攻の邪魔になりかねないこの事態に中国は反発して、中韓首脳会談をキャンセルするかと思いきや、習主席はニコニコ顔で会談に応じました。これでは中国が韓国の原潜保有を認めたのも同然。正恩氏としては、中国は韓国による朝鮮半島統一を後押していると感じても不思議ではありません」(外交関係者)

北の独裁者もしばらくの間、枕を高くして眠れない。

「週刊実話」2月5・12日号より