世界覇権の野望 トランプ大統領が石油・レアアース強奪

コロンビア大統領を「コカインの製造と米国への販売を好む病んだ男」

トランプ氏は、大西洋と北極海の間に位置するデンマーク自治領グリーンランドについて、「国家安全保障の観点から必要」として、領有を目指す方針を明らかにしている。第1次政権時代から続く構想で、米国史上、19世紀のアラスカ取得に匹敵する領土拡大政策だ。

北極海航路の確保など中国やロシアを意識した国家安全保障上の重要性に加え、地下に埋蔵されている大量のレアアースの獲得も目論んでいるとされる。

第1次政権時代は共和党の有力上院議員がデンマークに売買を打診し拒絶され、デンマークとの間で緊張関係が高まった。第2次政権になり、グリーンランド領有への熱はむしろ高まっており、軍事的圧力の活用について、政権内では「(米軍の最高司令官であるトランプ氏が)自由に決められる選択肢として常にある」とした発言まで飛び出した。

「トランプ政権は、グリーンランドの住民約5万7000人に1人当たり1万~10万ドル(約150万~1500万円)の一時金を支払うという懐柔策を検討している。デンマーク政府が売買に応じないことを見越して、グリーンランドの住民投票でデンマークから独立させ、支配下に収める策略でしょう」(外交評論家)

トランプ氏は、南米コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領を「コカインの製造と米国への販売を好む病んだ男」と批判した上で、コロンビアへの軍事攻撃の可能性も示唆する発言をした。

対立が深まる中、2月3日にトランプ氏とペトロ氏が会談することになったが、ペトロ氏は左翼ゲリラ出身でトランプ政権による麻薬密輸船攻撃などの施策を批判してきており、会談の行方は不透明だ。

次に物価高騰などへの不満から大規模な抗議デモが起きている中東イラン。一部報道機関が、トランプ氏は軍事攻撃や経済制裁、サイバー攻撃などを検討していると報じた。