「力尽きたか?」の声も 山本太郎が議員辞職で露呈した、れいわ新選組「ワンマン体制」の限界と焦燥

山本太郎(C)週刊実話Web

1月21日、永田町に激震が走った。れいわ新選組の山本太郎代表(51)が突如として参議院議員の辞職を表明し、次期衆院選への不出馬も宣言したからだ。

「消費税ゼロ」「失われた30年を取り戻す」と訴え続け、“不倒のカリスマ”と呼ばれた男が自らバッジを外す。その理由は、差し迫った衆議院選に向けた戦略でもなければ、政治に絶望したからでもない。SNSで配信された辞職動画で語られたのは、「多発性骨髄腫、血液のがんの一歩手前」という、あまりにも深刻な肉体の悲鳴だった。

そうしたためか「今後、治療を続けながらも代表は続投する」との発表はあったものの、同党の先行きを危惧する声が永田町に広まっているのである。

「正直、驚きはない。いつかこうなると思っていた」と明かすのは、長年れいわの活動を見てきた支援団体の関係者だ。

「山本氏はこれまでも被災地への直接支援や街頭演説、『山本太郎とおしゃべり会』と銘打った全国行脚のマニフェストを広めるイベントまで、文字通り24時間体制で動き続けてきた。
もちろん、同党には大石あきこ衆院議員、高井たかし幹事長、八幡愛衆院議員など国民に覚えめでたい議員もいるが、彼一人の圧倒的な熱量がれいわを国政政党へと押し上げたのは疑いようのない事実。
周囲は他の議員の比ではない活動の危うさをここ何年も危惧してきたが、『一人だけのフル回転エンジン』がついにオーバーヒート、力尽きたということのようです」

実際、YouTubeで公開された動画では山本氏も「毎年、多い時で年間5~6カ所、少ない時でも2~3カ所10円や500円ハゲができていた」と吐露。さらに「死ぬ気でやってみ? 死なないから」という言葉を持ち出し、「死ぬ気でやり続けたら、本気で本当に死んじゃう手前まで来ちゃった」と明かしたほどだった。

そのため、同党の強烈な太陽ともいえる山本氏が今後、病気治療に専念すれば、れいわ新選組の党勢は急落。目前の衆議院選でも窮地に陥る可能性が急速に高まりだしたと見られているのだ。

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