高市首相VS石破前首相 造反の狼煙を上げる「党内抗争」



いずれ“石破氏を叩いて”渡るしかない

「連立政権を組む維新に加え、年収の壁178万円引き上げでほぼ懐柔に成功した国民民主党、さらに『国旗損壊罪』で参政党を政権に引き込む準備を進めている。これで与党基盤をさらに強固にするとともに、防衛費の大幅増や武器輸出制限の緩和を目指す『国家安全保障戦略』『防衛力整備計画』など安保3文書の改定、スパイ防止法制定を急ぐ。同時に野党が衆院議員定数削減法案などでゴネれば、解散総選挙で自民党単独過半数を取りにいくだけ」(同)

とはいえ、自民党内にも内紛の兆しがある。

昨年12月22日、高市氏は麻生太郎党副総裁、石破茂前首相、岸田文雄元首相、菅義偉元首相の事務所を訪れ会談した。

「高市氏が最初に訪問したのは岸田氏で会談時間は15分、次は菅氏で10分、麻生氏は16分、ラストの石破氏は21分でした。もともと、麻生氏は高市政権のキングメーカーだし、岸田氏は自民党の日本成長戦略本部の本部長、菅氏はパイプのある維新と連立を組んだことで当面の造反は封印した。やっかいなのは、非主流派となり批判の急先鋒と化しそうな石破氏です」(全国紙政治担当記者)

石破氏は講演やメディアで、公明党連立離脱、台湾問題、コメ増産方針見直しなど高市政権批判を展開。高市氏からすれば、まさに“後ろから鉄砲”だろう。

昨年12月23日に放送された特番『ホンネ喫茶@永田町』(フジテレビ系)に出演した石破氏は、元NHKアナウンサーの神田愛花から「もう1回風が吹いたら総理大臣をやりま…」の振りに「しょうか」と回答。そして、「ふさわしい自分でいるかどうかが問題」と付け加えた。

「保守中道の石破氏とタカ派の高市氏は、政策や主義主張が相容れない水と油です。最近の石破氏は国会議員との交流も活発化させている。政局となる党内抗争が勃発するかもしれません」(政界消息筋)

高市氏はいずれ“石破氏を叩いて”渡るしかない。

「週刊実話」1月22日号より