粗品の酷評だけが話題! 低視聴率『THE W』を襲った存続危機と日テレ迷走の罪

粗品(C)週刊実話Web

12月13日に放送された『女芸人No.1決定戦 THE W 2025(以下・『THE W』)」(日本テレビ系)の視聴率が、平均世帯で6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だったことが分かった。

数ある賞レースの中でも人気がない『THE W』は、第8回となった前回の放送が平均世帯視聴率で6.6%という番組史上最低の数字を記録。今回は微増する結果となったが、相変わらず注目度の低い賞レースであることを露呈した。

今回の『THE W』では、番組では改革の一つとしてお笑いコンビ・霜降り明星の粗品を初めて審査員に招聘。毒舌で知られる粗品は、思ったとおりに女性芸人たちに酷評を浴びせ、多くのサイトが『THE W』をネットニュースのネタとして取り上げることになった。

ただ、粗品の発言を取り上げる記事ばかりで、ベテランコンビのニッチェが9代目女王に輝いたことは、ほとんど話題になっていない状況なのだ。

「粗品が刺激的な辛口講評をしたとはいえ、話題をすべて持っていかれるのは出場した芸人のレベルが低かった証拠。それに、粗品は厳しい意見をすべての女性芸人に浴びせたが、視聴者が納得できるものばかりだった。決勝につまらない芸人しか進出していないことが大問題で、賞レースとしての存在意義をテレビ関係者の間でも疑問視する声が出ている」(スポーツ紙記者)

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