元プロ野球選手「堂上隼人」11の事件に関与し8回目の逮捕

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神奈川県横浜市の路上で、20代の女性2人にわいせつな行為をしようとしたとして12月9日、かつてプロ野球・福岡ソフトバンクホークスで「堂上隼人」名でプレーしていた美嶋隼人容疑者(43)が、不同意わいせつ未遂の疑いで神奈川県警に逮捕された。

捜査関係者によると、今年4月に20歳の女性が、また5月に当時22歳の女性が被害に遭ったという。

いずれも美嶋容疑者とは面識はなく、20歳の女性は自転車で走行中に、また当時22歳の女性は歩いている最中だったという。

現場の防犯カメラの分析などから、美嶋容疑者の関与が浮上した。

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美嶋隼人容疑者「わいせつ行為をしようと思ったわけでは絶対にありません」

調べに対し美嶋容疑者は「わいせつな行為をしようと思ったわけでは絶対にありません」と容疑を否認している。

美嶋容疑者は、今年6月に不同意わいせつの疑いで逮捕され、7月に起訴されたが、その後も不同意性交の疑いや不同意わいせつの疑いなどで逮捕・追送検されており、今回で逮捕されるのは8回目だ。

これで美嶋容疑者は2020年から今年にかけて、11の事件に関与したとして検挙されたことになり、被害者は10代・20代の女性合わせて11人に上るという。

美嶋容疑者が検挙された事件のうち、ほとんどが夜間帯に起きており、警察は同容疑者が横浜市内の路上などの屋外で、徒歩や自転車で1人で通行する女性を狙い、繰り返し犯行に及んだとみて詳しい経緯を調べている。

美嶋容疑者は’08年の育成ドラフト5位でソフトバンクに入団。捕手として期待されたが、一軍出場はわずかで退団している。

現役だった’12年に少女への強制わいせつの罪で逮捕・起訴され、懲役2年の実刑判決を受け服役した。

「週刊実話」1月1日号より