「鰊」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識【難読漢字よもやま話】

一時は激減! 「幻の魚」の呼び名も…

●肥料としての利用
かつては、食用だけでなく、ニシンを乾燥・粉砕した「鰊粕(にしんかす)」が高級な肥料(金肥)として大量に生産され、農業の発展を支えました。

●資源の変動
ニシン漁は豊漁と不漁のサイクルが激しく、特に昭和に入ってからは資源が激減し、一時は「幻の魚」とまで呼ばれました。近年は一部で回復の兆しが見られます。

●青魚の仲間
ニシンは、サバやイワシなどと同じく青魚に分類され、DHAやEPAといった不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。

●ニシン漁の文化
大漁旗を掲げ、大人数で網を引くニシン漁の文化は、日本の漁業の歴史において重要な地位を占めており、文学や歌にも多く登場します。

●塩焼き・酢漬け
脂ののったニシンは、塩焼きにして食べるのが一般的ですが、酢で〆る「マリネ」や「酢漬け」にしても美味しくいただけます。