「嫋か」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識【難読漢字よもやま話】

淑やかとは違うの?

●対義語は「剛健」
「嫋か」がしなやかで優美なさまを意味するため、その対義語としては「剛健(ごうけん)」や「無骨(ぶこつ)」など、力強く、荒々しいさまを示す言葉が挙げられます。

●古語の「たわやか」
「たおやか」の古い形である「たわやか」は、物や植物など、人以外のものがしなう様子を表すのにも使われましたが、「たおやか」は人に限定して使われるようになりました。

●漢詩での利用
中国の漢詩においても「嫋」の字は、女性の美しい姿や、音楽の優美な調べ、風になびく様子などを表現するために頻繁に用いられました。

●「淑やか(しとやか)」との違い
「淑やか」が静かで落ち着いた、品位のある態度を指すのに対し、「嫋か」は動きや姿そのものの流れるような美しさに焦点を当てた言葉です。