慢性的な腰痛持ちに朗報!「AKA-博田法」を整形外科医師が解説

画像はAIで生成したイメージ
日本人の約8割が経験しているとされる腰痛。一般的に腰痛など整形外科の治療は、レントゲンやMRIなどの画像に写る異常を重視し、治療や手術を行う。ただ、異常がなければ特別な治療は施されないという。

「腰の痛みを抱える患者は鍼灸や整形マッサージに頼ることもありますが、腰痛を悪化させるケースがある。その点、『AKA-博田法』(以下、AKA)は効果があるとして注目を集めている」(医療ジャーナリスト)

脊柱管狭窄症、ヘルニア、変形性股・膝関節症…整形外科で診断される痛みや痺れの多くは、関節の中の微細な動きの異常(関節機能障害)が原因ではないかといわれる。

「数ある関節の中でも、仙腸関節は機能障害を起こしやすい。AKAとは関節機能障害を治療する手技療法です」(同)

AKA開発者の博田節夫氏に師事、約40年間にわたり5万人以上の患者を診てきた整形外科医師で『望クリニック・整形外科』(東京都豊島区巣鴨)の住田憲是院長が語る。

「AKAで手術が必要といわれるような痛みや痺れを訴える患者さんも著しく改善して、その多くは手術不要になっています」

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金子賢の腰痛にも“一条の光”が?

埼玉県の男性(自由業、62)は整形外科で脊柱管狭窄症と診断され手術を勧められた。不安に駆られ同クリニックを訪れたという。

「この方は当院で3回のAKA治療で痛みが止まり、手術の必要がなくなりました。他にヘルニア、頸椎の異常と診断された方でも、痛みや痺れが良くなることがあります」(住田院長)

俳優兼ボディビルダーの金子賢(49)は今夏、腰痛のため大学病院を受診。診断の結果、「腰椎椎間板症慢性腰痛」の病名を自身のインスタグラムで明かした。

「医師から『治りません』『加齢です。少し良くすることはできますが』と言われたそうで、本人はかなりショックを受けたようです」(スポーツ紙記者)

金子のケースについても住田院長は「ボディビルをやめて、AKAをやれば治ります」と断言する。

深刻な腰痛患者に“一条の光”が差してきた。

「週刊実話」12月18・25日号より