東京五輪が予定通り開催の方向だ。
6月7日、菅義偉首相は立憲民主党の福山哲郎幹事長に質問され、「感染対策をしっかり講じて、世界から選手が安心して参加できるようにするとともに、国民の命と健康を守っていく。これが開催の前提条件であります」と、相変わらず具体性のない安心・安全を繰り返すばかり。その上で「私は主催者ではない」と発言。「無責任過ぎる」と大批判を浴びたのだが…。
「政府や大会関係者の間では、開催は当然。それどころか〝有観客で開催〟との主張が勢いを増しています。当初のワクチン接種への期待感がさらに膨らみつつあり、一層強気の構えなのです」(全国紙記者)
東京五輪は7月23日から8月8日の17日間にわたって行われる予定。
「以前から言われているのが競技の縮小。例えばテニスの錦織圭は5月、『死人が出てまで行われることではない』と発言。物議となった。テニスをはじめゴルフ、サッカーなどは五輪が世界最高峰の大会ではない。理由をつけて、できる限り〝削除〟したいのが本音」(スポーツ紙記者)
世間の関心がない競技は不要の対象!?
五輪では陸上、球技(野球、ソフトボール)、体操、水泳、柔道などが人気種目だ。
「ソフトなどは開会式の前から試合が始まり、7月27日に終わることが決定している。金メダルを期待される野球は後半の8月ですが、7月に前倒しにするとか。陸上は最終日まであるのですが、予選などを早めにして中日の8月1日あたりで大方を終わらせたい。正直、スケートボードなどは日本が強くても世間の関心がない競技は不要の対象」(同・記者)
大会中の新型コロナの拡大が懸念される中、
「菅首相は自民党でも裸の王様。自分の名を残したいだけの五輪。状況が悪ければ、コロナと小池百合子都知事、IOCのせいにするつもり。だから『私は主催者ではない』発言も出る。秘書時代には軟式野球チーム『すがクラブ』を結成。空手の有段者で、空手より世界でマイナーなテコンドーが五輪種目であることも嫌っています」(同)
まさかの自分の興味最優先!? 歪んだガースーのもくろみやいかに。
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