マエケン獲得スルーにファンが「覚悟しとけよ」と大激怒! 来季、広島カープが直面する深刻な客離れ

前田健太インスタグラムより

11月28日、マエケンこと前田健太の東北楽天ゴールデンイーグルス入団が発表され、日本球界復帰が正式に決定した。これを受けて大荒れしているのが、前田の古巣・広島東洋カープのファンだ。

しかし、その怒りは“裏切り者”と前田に向けられているのではない。むしろ、前田を獲得しなかったカープのフロントに向かっている。

ファンを何より刺激したのは、前田が楽天入団に際して発表したコメントと、そこに見え隠れする「カープへの未練」だ。

前田が楽天入団に際して更新したインスタグラムでは、楽天ファンと球団への挨拶をつづったのち、《ここから先はカープファンの皆様へのメッセージも書かせていただきます》と話題を転換。

《カープ出身の選手としてカープの名に恥じない様にと心にいつも置きながら一生懸命に戦いました》《自分が、日本球界復帰を明言してからもカープファンの方々、後輩のチームメイトからメッセージをいただきましたが今回は自分の実力不足の為オファーは届きませんでした》などとつづった。

そう、前田は古巣への感謝を口にしつつも、楽天入団への喜びより「オファーがあれば広島に戻りたかった」という本音が漏らしていたのだ。

カープはかつて、現監督の新井貴浩や黒田博樹といった過去の主力を出戻りで獲得しているため、“前田ほどの功労者にオファーを出さなかった”とファンは大荒れ。

《カープに貢献してくれた選手にこんな事を言わすのが市民球団のやる事なんか。そらファンも減るわな》

《長い低迷期を支えてくれたエースに実力不足と言わせる広島東洋 来年もガラガラなの覚悟しとけよ》

《マエケンに気を遣わせだ挙句に本人が謝罪紛いの発信をさせるまでに至らせる古巣球団。全ての振る舞いが0から100まで最低過ぎる》

《マエケンを取って客を呼ぶつもりも、マインドや経験値を還元してもらうことも、つまり今現在だけでなく将来への投資も、すべて「自分から選んで」やらなかったということやからな。広島東洋はな》

など、フロントへの不信感が爆発している。この背景には、フロントの文字通りな“現金な姿勢”も影響している。

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