人類は既に3回滅亡!? カッパドキア「地下10万人都市」に残された“超古代核シェルター”の謎

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近年、失われた超古代文明の存在が脚光を浴びている。「実は人類はすでに3回滅んでおり、現在は4回目の文明」とする説も広まっており、それを裏付ける建造物や遺物の存在が以前にも増して注目されているのだ。

例えば、フランスにある「ラスコー洞窟の壁画」は人類史が始まる前、今から2万年前に描かれたと言われている。また、世界中からさまざまなオーパーツ(その時代にあることが場違いな人工物や技術)や人類史では計れない遺跡が見つかっており、議論を呼んでいるのだ。

そうしたものの中には観光地としておなじみのスポットも存在する。トルコ中央部に位置する奇岩地帯・カッパドキアはその代表格で、超古代文明の痕跡が窺えるのである。

炊事場、礼拝場、学校、ワイン醸造所も完備

世界遺産でもあるカッパドキアは奇岩の立ち並ぶトルコ屈指の観光スポット。奇岩のなかには内部をくり抜いた住居やキリスト教の教会にしたものがあり、まるで異世界か違う星に来たかのような錯覚を覚えさせる。

岩壁の内部を住居にしたものでは窓や空気取り入れ口が無数に開き、地下では部屋と部屋が複雑に繋がり合って、かまどや井戸など生活に必要な設備まで揃っていた。

さらに驚くべきは地下8層構造の「カイマクル地下都市」で、井戸や通気口、居室などはもちろん、炊事場、礼拝場、学校、ワイン醸造所まで備えていた。その他にもカッパドキアの地下には100以上の地下都市があり、合計で10万人まで収容可能だという。

定説ではローマ帝国の迫害を逃れたキリスト教徒らが、地下に隠れ住みながら何世紀もかけて掘り進め、拡張していったといわれるが、そこに住んだキリスト教徒の数は実際には5000人から多くても1万人だったとみられ、10万人も収容可能な空間をつくりあげた理由は謎だ。

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