「歴代首相のなかでは異色」安倍晋三と妻・昭恵の夫婦関係
支援者が見惚れた昭恵夫人の飲みっぷり
「選挙戦では岸信介の娘で、『ゴッドマザー』と呼ばれていた安倍の母・洋子さんが、連日、晋太郎氏の後援会回りをして票を固めていた。一方、運動員などから聞くと、昭恵夫人は『何からどう手をつけていいのか分からない…』などと、よく涙を見せていたそうです。
ただし、支援者が集まった会合では、豹変していたそうです。もともと安倍氏は腸が弱く、下痢してしまうので酒が飲めない。候補者は飲めない、その妻も飲めないでは『俺たちの酒が飲めないのか』『愛想がない』と顰蹙を買ってしまう。
そうした“勝負どころ”の酒を一手に引き受けていたのが、昭恵夫人でした。ビール、ワイン、ウイスキー、日本酒、なんでも来いで、たちどころに2〜3杯空けてしまうので、支援者たちは見惚れていたそうです」
かくて安倍は、中選挙区の<山口1区>定数4を8人で争ったが、母と妻の奮迅の活躍もあって見事トップ当選を果たしている。
初陣の勝利で自信を得たのか、その後の昭恵は平時でも月2回ほどは選挙区に戻り、支援者の間を回る一方で、安倍が首相に就任すると外遊に同行、あるいは社会活動にも注力していた。
また、自身のブログを立ち上げ、華やかな話題を提供。もっとも電子掲示板では、「勝ち組セレブ日記、ブルジョア丸出し」「調子に乗りすぎではないか」などとバッシングを受けたこともあった。
ちなみに、マスコミに報道される昭恵の愛称は「アッキー」だったが、夫婦の間では「晋ちゃん」「昭恵」と呼び合っていたそうである。
しかし、当選わずか5回で首相の座に就いた安倍も、結局は「若さ」を露呈することになり、わずか1年で退陣の憂き目に遭った。しかし、ここでは政権を“投げ出し”た格好になったが、退陣から5年余後、奇跡的な「再登板」を果たすのである。
「再登板」は吉田茂以来、じつに60年以上なかったことだったのだ。
(文中敬称略/この項つづく)
「週刊実話」12月4・11日号より
小林吉弥(こばやし・きちや)
政治評論家。早稲田大学卒。半世紀を超える永田町取材歴を通じて、抜群の確度を誇る政局・選挙分析に定評がある。最近刊に『田中角栄名言集』(幻冬舎)、『戦後総理36人の採点表』(ビジネス社)などがある。
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