日本最大級のAIコミュニティー運営会社代表・木内翔大が断言! AIスキルがあれば「定年後に時給3000円以上目指せる」


『AIのド素人ですが、10年後も仕事とお金に困らない方法を教えて下さい!最悪の未来でも自分だけが助かる本』KADOKAWA 1,600円(本体価格)
『AIのド素人ですが、10年後も仕事とお金に困らない方法を教えて下さい!最悪の未来でも自分だけが助かる本』著者:木内翔大(きうち・しょうた)
1990年生まれ。株式会社SHIFT AI 代表取締役。10歳でプログラミングを始める。国内最大級のAIコミュニティー「SHIFT AI」を運営。Xを中心にSNSで6.5万人のフォロワーに向けてAI情報を発信。

AIスキルは一度身につければ一生もの

──素人が今からAIを勉強して間に合いますか?
木内「今からでも十分間に合います。生成AIは登場してまだ日が浅く、全員がほぼ“初心者”だからこそ、今が最大のチャンス。AIの進化は加速しており、早く始めるほどキャッチアップが容易になります。
まずは生成AIを活用した副業から始めるのがお勧め。ライティングやイラスト制作など、クリエイティブ分野との相性も抜群で、スキル次第ではフリーランスとしても十分に活躍できます」

──AIを学習するメリットとはなんですか?
木内「大きく5つあります。
(1)まず業務生産性が10倍以上に向上し、手間のかかる作業から解放されます。
(2)社内で生成AIを導入できれば評価が上がり、昇進や転職などキャリアアップの可能性が広がります。
(3)苦手な作業をAIに任せることで、自分の得意分野に集中でき、より成果を出せます。
(4)副業・フリーランスとしても需要が高まり、収入源を増やすことが可能です。
(5)そして、仕事を効率化できる分、家族や趣味など“好きなこと”に使える時間が増えます。
AIスキルは、一度身につければ一生ものの武器になるでしょう」

【関連】「ひと品足すだけで変化あり」バズーカ岡田(日体大教授)が提唱する筋肉を減らさずに脂肪を落とす食事法

スキルを活用できる案件の探し方

──ではまず何から始めたらいいのでしょうか?
木内「次の5つのステップで進めましょう。
(1)「目標設定」目的を明確にし、理想のロールモデルを決め、定期的に見直します。
(2)「情報収集」最新のAIニュース、生成AIツール事例、AIスキルの3分野を継続的にキャッチアップ。
(3)「実践」まず試し、仕事で使い、使いやすい環境を整えましょう。
(4)「営業」 求人応募、イベント参加、AI推進企業などを通じて案件を獲得します。
(5)「マーケティング」SNSやオンラインセミナー、DMで発信すれば、さらに仕事の幅が広がります。
学ぶ・使う・発信する、この循環がAI時代に成長する鍵になります」

──シニア層が安定して収入を得るためには?
木内「人生100年時代、定年後も収入を確保したいシニアは少なくありません。
例えば、クラウドソーシングでは記事執筆やSNS投稿、YouTube台本、画像生成などAIを活用できる案件が多数あります。実績を積めば単価も上がり、時給3000円以上を目指すこともできるでしょう。
AIスキルは体力や場所を選ばずに働ける“新しい武器”。学び始めるのに遅すぎることはありません。今こそAIを味方につけ、安定収入を実現しましょう」

聞き手/程原ケン

「週刊実話」11月27日号より