人気番組『秘湯ロマン』出演のグラドル・秦瑞穂「趣味はカメラ。“湯上がり美女”を撮ってみたい」

秦瑞穂 (C)週刊実話Web
人気番組『秘湯ロマン』(テレビ朝日系。1998年放送開始)へのレギュラー出演で知られる秦瑞穂。温泉ソムリエなど、数々の資格も持つ生粋の“湯上がり美女”だが、36歳を迎える今年、同時に行ってきたグラビアDVDの活動には一旦の終止符を打つという。心境の変化と今後の展望を聞いた。

“秘境中の秘境”富山県の黒薙温泉に感動

――長寿番組の『秘湯ロマン』ですが、秦さんは’15年からレギュラー出演されてきて、これまで何カ所の温泉を訪ねたのでしょう?
秦「番組では『旅人』と呼ばれているのですが、私が旅人になって今年で11年目となり、訪れた温泉は延べ100カ所を超えました。
放送は隔週で旅人は何人かで回しているので、私がロケに行くのは3カ月に1回くらい。4泊5日で2本撮りなんです。スタッフも4~5人くらい。時々ですが、私も撮影機材を運ぶお手伝いもしています」

――ロケと言うよりミニ合宿みたいですね。今まで行った中で特に印象に残った温泉はどこでしょう?
秦「大変さで言えば、レギュラーになって2年目に行った富山県の黒薙温泉ですね。秘境中の秘境で、最寄り駅からトロッコ電車に乗り、降りた後は20分の山歩き。私も自分の荷物以外にカメラの三脚を担いで歩きました。
到着するだけで疲れ切ってましたね。でも、温泉に入ると秘境なので、露天風呂の開放感がすごくて絶景。疲れが吹き飛ぶと同時に、プライベートではなかなか来られないところなので感動しました」

――仕事で温泉巡りをしていると、なかなかプライベートでは温泉を訪れなくなるものですか?
秦「そんなことはないですよ。スタッフの方のお話や他の旅人のSNSなどを見ていて気になるところを訪ねることもあります。
たとえば、秋田にある玉川温泉。ここは強酸性の湯で、肌の弱い人だとピリピリして長い時間入れないくらいなんです。そこがどうしても気になって、去年だったかな? 行ってきました」

――それは温泉ソムリエとしての勉強も兼ねている?
秦「というよりも、お仕事で行かせてもらえるのはとても楽しいし経験に繋がるので嬉しいんですけど、撮影なのでメイクをして髪もまとめて綺麗な状態で入るので、リラックスしている余裕がないんです。
プライベートなら、メイクも気にせず、思う存分お湯に浸り、あとは畳の上でごろ~んと寝ることもできるじゃないですか」

――確かに、それが温泉の醍醐味でもある。
秦「なので、撮影で行って良かったところを再訪したり、気になる温泉にふらりと行くこともあります。先ほどの酸性湯と正反対の例で印象的だったのは、静岡の観音温泉。
ここは強アルカリ性の湯で、トロトロしていて化粧水みたいに肌にまとわりついてきます。色も匂いも手触りも、こんなに違うんだって経験できるところがいいですよね」

――番組の“見せ場”は、入浴シーン。秦さんを含め、旅人さんのお色気も人気の秘密です。何か、こだわりのようなものはあるのでしょうか?
秦「入浴時には、スタッフが用意したお決まりのタオルがありますね。身体に巻き付けたときにお尻が隠れながらも太ももが見え過ぎず、かつ隠し過ぎない絶妙なサイズ感なんだそうです。ちなみにカメラマンさんたちは、いつも短パンにTシャツが“制服”です(笑)」