【難読漢字よもやま話】「懐炉」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識


今では冬場の強い味方

●発熱の仕組みは「錆びる」こと
使い捨てカイロが温かくなるのは、内部の鉄粉が空気中の酸素と結合して錆びる(酸化する)際の化学反応熱を利用しているからです。この反応を促進するために、活性炭や塩分などが配合されています。

●「貼るカイロ」も日本発祥
通常のカイロを衣類に直接貼れるようにした「貼るカイロ」も、日本で開発されました。これにより、カイロがずれる心配がなくなり、特定の部位を効率的に温められるようになり、利便性が飛躍的に向上しました。

●低温やけどに要注意!
懐炉は、体温より少し高い程度の温度でも、長時間同じ場所に当て続けると「低温やけど」を引き起こす可能性があります。特に就寝時や飲酒時は感覚が鈍りやすいため、使用は避けましょう。

●海外では別の呼び名も
日本ほど懐炉が一般的でない国も多く、英語圏では「hand warmer(ハンドウォーマー)」や「pocket warmer(ポケットウォーマー)」などと呼ばれています。日本の「KAIRO」がそのまま通じることもあります。