紅白“大トリ”白紙状態 嵐、明菜&聖子、BTS、矢沢永吉…放送100年のNHK局内に緊張感

 

中森明菜と松田聖子の“夢の共演”

「メンバーの意識は、紅白よりも来年ゴールデンウイークに予定されている“さよならコンサート”に向いている。しかし、肝心のコンサート自体が主要ドームのスケジュールを押さえられていない。国立競技場をどうにか確保しただけというお寒い状況らしい。
さらに『今のSTARTO社内には、大規模コンサートを仕切れる有能なスタッフが不足している』との致命的な話もあり、準備は停滞しています。
結果として、紅白の判断は後回しにされ、最悪の場合、12月まで結論が出ない可能性も浮上しているのです」

紅白出演交渉難航の根底には故・ジャニー喜多川氏を巡る性加害問題も立ちふさがっているという。

「ジャニー喜多川氏の性加害報道を巡り、NHKとSTARTO社は完全に冷え切った関係になってしまった。紅白サイドは『一連の報道は報道局の独断』と弁解しているが、納得していないようです。
そもそも、NHKとのキーマンだった人物が旧ジャニーズ事務所を退社してしまったため、没交渉になっている。2年連続所属タレント出場ゼロという事実が、両者の溝の深さを物語っています」(音楽会社プロデューサ―)

こんな情報も入手した。STARTO社側は嵐という最大のカードを盾に別のグループを猛プッシュしているという。

「イチ押しは10月4日に公然わいせつの疑いで逮捕された草間リチャード敬太が所属する『Aぇ!group』、そして主力メンバーが抜け、いまだヒット曲のない『King & Prince』です。
キンプリに関してはメンバーの永瀬廉と浜辺美波の熱愛が発覚したばかりです。NHKとしては『Snow Man』や『timelesz』といった人気グループにオファーしていますが、どうなるか」(紅白消息筋)

実は、NHKは昭和の2大アイドル、中森明菜(60)と松田聖子(63)の“夢の共演”を画策。2人の特集番組を放送するなど秋波を送ってきた。