今年の日本シリーズは“史上最低”!? ソフトバンクの圧倒的戦力差に上がるブーイング

ソフトバンクホークスHPより

10月30日、日本シリーズで福岡ソフトバンクホークスが日本一を果たし、これで今年のプロ野球は全て幕を閉じた。

そんな中ファンから相次いでいるのは、惜別の声ではなく「つまらなかった」というため息だ。

SNS上には、野球ファンたちのこんな書き込みが散見する。

《ワールドシリーズが盛り上がってるのもあって確かに無味無臭やったな》

《去年が至高だっただけに落差がひどい》

《淡々と力の差を見せつけられてるだけで、2019、2020に勝るとも劣らないつまらない試合だった》

《ここ数年は面白い日本シリーズが続いてただけに余計につまらんように感じてしまった》

《せっかく地上波でやったのに一般層に対して特に残る印象が無かった》

――等々、見どころがほとんどないとして“史上最低の日本シリーズ”との声すら上がっているのだ。

背景にあるのは、ソフトバンクの圧倒的強さとそれを支える“資金力”だ。

「ホークスは12球団随一の潤沢な資金を武器に、毎年のように大型補強を敢行している。FAでは主力級を次々と獲得し、“金でチームを作る”というイメージがファンの間に定着しています。ポスティングによるメジャー挑戦を認めずに囲い込んでいるのも、自分本位だと批判されている。その節度のなさときたら、“乱獲”とも言われたかつての巨人をしのぐでしょう」(スポーツ紙記者)

金にモノ言わせたチーム作りで圧倒的戦力を誇り、ファンの間に「どうせホークスが勝つ」というムードが広がれば、盛り下がるのも無理はない。しかも、こうした状況は以前から指摘されていた。

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