“無類のカーマニア”高市首相が小池都知事と「F1東京お台場GP」招致へ

愛車は「スープラ(A70型)」

高市氏は政界屈指の“クルマ通”でも知られ、トヨタのフラッグシップスポーツカー「スープラ(A70型)」を22年間乗り続けたカーマニア。このサナエ・スープラはフルレストア(修復)され、現在は奈良トヨタの自動車博物館「まほろばミュージアム」(奈良市)に展示されている。

またバイク好きとしても知られ、学生時代はカワサキZ400GPを3台買い替え、奈良県内の実家から神戸大学への往復6時間の通学に利用していたほど。当時はバイトでお金が貯まるとツーリングに出かけ、全国の海岸沿いの道路はほとんど走破したという。

松下政経塾(神奈川県茅ヶ崎市)の入塾試験を受けた際も面接にバイクとツナギ姿で現れ、面接を担当した同塾先輩の野田佳彦氏(現立憲民主党代表)を唖然とさせた逸話も。

「今回のF1東京・お台場招致は、日本維新の会と高市政権が連立を組んだのが肝」(大手紙記者)

これまで自民党本部とFIAは直接的なつながりはなかったが、日本維新の会が間を取り持ったという。

橋下徹、松井一郎両氏らの安倍政権当時の大阪維新の会首脳は、関西万博後の夢洲カジノ(IR)を見据え、公道を使ったF1大阪GPの招致を画策してきた。吉村洋文代表(大阪府知事)もその1人。

「今般の与党入りで、維新は大阪副首都とのバーターでF1招致の成果を自民に引き渡した。そんな情報がささやかれている。背景に維新、都民ファーストの再タッグと高市氏の長期政権が透けて見える」(同)

さすが筋金入りのカーマニア首相。操作能力はハンパない。

「週刊実話」11月13日号より