妻はドン引き! 娘の“夫婦生活”の相談にまで乗る父親のあり得ないバカ親ぶり

画像はAIで生成したイメージ

「物心ついた頃から父親(56歳)が大好きな娘(29歳)と、そんな娘を溺愛する父親…傍から見たら父子家庭に思えるほど、母親の私の存在感はありません」

そううなだれるのは、東京都内在住の主婦・茂田陽子さん(仮名・60歳)

「セレクトショップのバイヤーとして働く私は、産休明けから休日出勤も出張も当たり前という忙しさで家を空けがちになりました。そんな私に代わって、在宅ワークで娘の瑠璃(仮名)を育てたのが夫の壮太(仮名)なんです。
壮太は娘を宝物のように大事にしていましたし、瑠璃にとっても父親はあらゆるものから守ってくれる王子様みたいな存在。2人は本当に片時も離れることがない感じでした」

壮太さんと瑠璃さんは、瑠璃さんが二十歳になるまで一緒に風呂に入り、同じベッドに寝ていたというから、その親密ぶりは半端ではない。

そんな瑠璃さんも、数年前に友人の紹介で知り合った幸也さん(仮名・31歳)と4年前にゴールイン。「幸也さんは優しくて包容力のある男性ですし、なんだかんだ言って瑠璃も幸也さんにベタぼれという感じだったので、これで父親離れするだろうと思っていました」と陽子さんは胸を撫で下ろしたが、そうは問屋が卸さなかった。

「結婚後、専業主婦になってヒマを持て余していた瑠璃は、毎日のように実家に顔を出しては、幸也さんや結婚生活の愚痴を父親にこぼしまくっていました。『ご飯を作ってもおいしいと言ってくれない』とか『お風呂に一緒に入ってくれない』とかくだらない内容が多かったのですが、そのうち夜の生活の不満まで口にし始めたんです」

呆気にとられる母をよそに、極めてプライベートな話を延々と続ける娘。「あまりに赤裸々な内容に、恥ずかしくて耳をふさぎたくなりました」という陽子さんとは裏腹に瑠璃さんの話に真剣に耳を傾けていた壮太さんは、ある時その場で幸也さんを呼び出すと何やら説教を始めたという。

「客間に男二人で籠って話していたので断片的にしか聞き取れなかったのですが、『ちゃんと満足させなきゃ』とか、『男として情けない』みたいなことを言っていました。愚痴る娘も娘ですが、それを真に受けて娘婿に物申すなんて、親ばかにもほどがあります。幸也さんもさぞ屈辱だったろうな、とかこれがきっかけで瑠璃との夫婦関係にヒビが入ったらどうしよう、とかいろいろ心配になりました」

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