制服や体操服、上履き…「SDGs」の余波か “危ない商品”がフリーマーケットにズラリ

画像はAIで生成したイメージ
リユース・リデュース・リサイクルという「SDGs」理念の浸透のせいかリサイクルショップが大流行のようだが、一般的なリサイクルショップでは「タブー」とされている品物が、フリーマーケットを通じて流通することがある。

「フリマ歴30年」の岡野美智雄さん(仮名・50代)の話。

「主催者がゆるいフリマは、文字通り、売りたいものは何でも売ることができます。ナイフや刀なら見かけますし、外国産らしい怪しげなサプリメントもたまにありますね。
『いただき物なので真贋は保証できません』と断わりを入れればブランドのコピー品を売ることもできます。要はお客様が自己責任で買う分には問題ない、ということなのだと思います」

そんな岡野さんが思わず眉をひそめた出店者がいる。衣類や日用雑貨に紛れて、学校の制服や体操服、上履き、ランドセル、リコーダーなどの学用品を売っていたグループ(仮にAとする)だ。

「単なるリサイクル品と考えれば問題ないように思えますが、よく見ると《未洗濯》や《匂い付き》というメモが貼ってあったり、着用している女の子の写真が添えてあったりするんです。
Aたちに言わせると『商品の詳細』ということなのですが、どの商品も定価の数倍はあろうかという高額の値札がついていますし、購入者も中高年の男性ばかり。
これはかつて流行った『ブルセラ』ではないか? と思いました」

Aに対して不審を覚えた岡野さんは、別のフリマでも偶然Aと一緒になった際に見過ごすことができず、Aの素性を主催者に問い合わせたり、客の振りをして話を聞き出した結果、とんでもない事実が発覚したという。

【関連】PTA不倫はブギーナイツの夢を見る──イケメン会長と美人副会長による「ラブホ密会」の実態 ほか