『ばけばけ』髙石あかり&池脇千鶴“新旧朝ドラヒロイン”対決

前作『あんぱん』好評でプレッシャー

一方、髙石あかりは件の試写会で、「小さい頃から、朝ドラのヒロインになることが一番の夢でした。今、ここにいることが幸せです」とコメント。

続けて、「朝、私たち(夫婦)を見て、クスッと笑っていただけるような朝ドラを作っていきたいと思います」などと抱負を述べた。

「2022年後期の『舞いあがれ!』、そして前作の『あんぱん』に続いて3度目の挑戦。2892人が参加したオーディションから選ばれました。
『あんぱん』が好評だっただけに負けられません。毎日、出雲弁に悪戦苦闘しています」(NHK関係者)

宮崎県出身の髙石は、所属事務所のエイベックスが主催する『キラットエンタメチャレンジコンテスト2014』でナルミヤ・オンライン賞に輝き、アカデミー生としてレッスン開始。当初、音楽グループ『α‐Xs’(アクロス)』のダンサーとして活動していた。

その後、2019年から女優として本格始動。2020年に上演された舞台版『鬼滅の刃』で禰豆子を演じて話題を集め、2021年公開の『ベイビーわるきゅーれ』(渋谷プロダクション)で映画初主演を果たした。

「演技が高く評価され、その後は映画やドラマに出演する機会が激増しました。その卓越した演技力から『令和の憑依女優』と呼ぶ人もいます」(芸能関係者)

NHKでは、2023年に『私の一番最悪なともだち』に出演している。

「局内では、それほど評価は高くありませんでしたが、気さくな性格で、誰とでもすぐに打ち解けるタイプ。愛されキャラで“いつか朝ドラのヒロインに”と思って見ていました」(前出・NHK関係者)同年には映画『セフレの品格 決意』(日活)にも出演している。

「この映画は、R-15指定作品。彼女は中絶シーンにも体当たりし、堕胎した子供を見せられるシーンのリアルな表現力には驚かされました」(映画ライター)