「10月3000品目値上げ」に備える物価高騰時代の生活防衛術!

預金口座や電気代を見直し、食費は現金払いで

●預金口座を変えるだけで金利が2~3倍に!
まとまった現金をただ銀行の普通口座に置いているのなら、預け先を変えたほうがいい。

現在、『あおぞら銀行』では普通預金の預金額100万円までは金利0.50%、100万円超は金利0.35%と業界トップクラス。メガバンクの普通預金の金利が0.2%程度だから、2.5~1.75倍に!

また、『東京スター銀行』では普通預金口座を給与振り込みや年金の受け取り口座に指定すると、0.6%の金利が適用される。

物価が上がれば何もしないでも貨幣価値が下がっていくだけに、こうした預け替えは重要かも。

●馬鹿にならない電気、給油の見直し
電気代を安くするためには、節電だけでなく契約内容の見直しも重要。特に、契約アンペア数の調整は大きな節約効果が期待できる。

電気代は「基本料金」と「電力量料金」で決まり、基本料金は契約アンペア数によって異なる。契約アンペア数とは一度に使用できる電力量の上限で、これが高いほど基本料金も高くなる。

東京電力エナジーパートナーの場合、50アンペアを40アンペアに変更すると、月々の基本料金が311.75円安くなる。

契約アンペア数を下げるためには、まず家庭でどれくらいの電力を使用しているかの確認が必要だ。

電子レンジやエアコン、洗濯機などの消費電力の高い家電を同時に使わないよう工夫することで、アンペア数を下げても不便を感じにくくなる。

●食費は現金払い一択! 1カ月分を封筒に入れると無駄遣いしなくなる
決めた金額を封筒に入れて管理すると、自然とその金額内で収めようと行動するようになる。騙されたと思ってお試しを!

●ガソリンは満タンにしない!
車は重量が重ければそれだけ燃料がかさむので、可能な限りこまめに給油するとお得になる。

特売日などを利用し、10リッター、20リッターと給油しよう。
(注:災害や想定外の事故などがあるので、常に満タンにしておくのも大事という見方も。あくまでも参考までに)