普通のオジさんが“ギャラ飲み美女”とどこまでデキるか!? 取材班が決死の実証潜入レポート

時給4000円から1万2000円までの美女がズラリ

登録は驚くほどスムーズだ。

顔写真付き身分証とクレカを登録すれば、数分後には晴れて“飲み主様”として女性の一覧が閲覧可能に。画面には、港区女子を地で行くような20代のモデル風美女たちから、坂道系アイドルっぽい女子までズラリ…。

自己PRには「笑顔で癒せます♡」「お酒大好き!」「おじさま歓迎」など、“勘違いおじさんホイホイ”な文言がズラズラと書き連ねられている。

価格はピンキリで、時給4000円から1万2000円まで。上位の子は「オファー殺到中!」のアイコンがキラキラと点滅している。人気女性は、確かに芸能人級の可愛さだ。まぁ、写真加工だろうけど。

今回、取材班がオファーしたのは「都内在住OL・26歳・趣味はK-POP♡」とプロフにあった女性だ。

8月のお盆前、ドタキャンがあるとの噂もあったが、約束の時間ぴったりに彼女は現れた。

黒髪ボブで小柄、K-POPアイドルまではいかないが、まぁ、学校のクラスの上位可愛い系か。第一印象は悪くない。というか、かなりイケてる!

「こんばんは〜、アミです」

上目遣いでニッコリ笑うその表情に、思わずこちらもニヤけてしまった…が、テーブルに着いて間もなく、アミちゃんは低い声で切り出した。

「…すみません、今日ちょっと予定が立て込んでて。30分だけでもいいですか?」

はぁ? 時給1 万円を支払って呼び出しているこちら側からは思わず驚愕と声が漏れてしまったが、そこは大人の男。とりあえずビールとお通しを頼み、乾杯してみた。

ところが、会話はまるで弾まない。

趣味の話を振っても「へぇ〜」と生返事、K-POPの話になると少し口が滑らかになったものの、やはりどこか上の空。こちらの視線を感じるたび、彼女はさりげなく身体を引く。期待していたような“艶”や“色気”はゼロ。手すら触れられないまま、時間だけが無情に過ぎていく―ー。