実は闇の政府とズブズブだった!? 「黒幕」ぶりを最も発揮した米大統領ランキング

ドナルド・トランプのインスタグラムより
「個人に与えられる世界最強の権力」。それが米大統領という地位だ。

ご存じの通り、ドナルド・トランプ大統領は「ディープ・ステート(闇の政府)」との戦いを宣言。今年1月の大統領再就任以来、世界の経済、軍事バランスに介入し続けている。

しかし彼が返り咲いた地位もまた、ディープ・ステートに劣らぬ「黒幕」たりえる。

世界の独裁者トランプと「闇の支配者」最終戦争』(小社刊)で紹介している「アメリカ大統領『闇パワー』歴代ランキング」の5位から1位までをご覧いただこう。

「重大なことは何もしない」に徹した

第5位 バラク・オバマ(第44代米大統領 民主党 2009~2017年)
黒人系初の米大統領であり、「クリーンさ」を武器に国民人気を獲得。「核廃絶宣言」でノーベル平和賞を受賞し、西側諸国のリベラル層から高い評価を受けた。

オバマ政権の8年は米大統領として「重大なことは何もしない」という振る舞いに徹した。

しかし、裏ではロシアと中国を排除する陰謀を仕込み続け、オバマの次の米大統領になる予定だったヒラリー・クリントンが、中露排除を実行する計画だった。

プーチンと習近平はオバマの演技に油断していたが、トランプの登場で救われる形となった。第4位 ジョン・F・ケネディ(第35代米大統領 民主党 1961~1963年)
キューバ危機では「核戦争も辞さぬ」という強い態度でソ連と交渉し、ミサイル基地撤去に応じさせた。

アポロ計画では「人類を月に送る」というニュー・フロンティア・スピリッツで国民を熱狂させた。

任期中のケネディは「アメリカ人が理想とする強い大統領像」となっていた。

1963年の暗殺がなければ、大統領府を完全掌握し、自分の意志のもとで米大統領という巨大権力を振るう可能性がきわめて高かった。

ケネディ家は「非ワスプ」(ワスプはアングロサクソン系カトリックの略)で、アイルランド系のカトリック教徒として初の大統領となった。