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春ドラマ勝ち組は長澤まさみ&広末涼子&黒木華!3人のナイスな共通点とは?

長澤まさみ
長澤まさみ (C)週刊実話Web

「今期の連続ドラマの〝勝ち組女優〟は、この3人ではないでしょうか」(テレビ局関係者)

まずは『ドラゴン桜』(TBS系)に、東大卒の弁護士役で出演している長澤まさみだ。

「阿部寛演じる弁護士・桜木建二が、低偏差値で落ちこぼれる不良学生を破天荒な手法で改心させるというストーリーで、今回がパート2です」(同・関係者)

受験界を騒がせた同名漫画が2005年にドラマ化されると、平均視聴率16.4%を記録。最終回は20%を超えた。

「前作には、山下智久や新垣結衣も出ていましたが、続編の今作に出演しているのは長澤だけです」(芸能ライター・小松立志氏)

今回は桜木の右腕として東大受験を目指す〝落ちこぼれの高校生軍団〟を陰に陽に支える重要な役を演じている。

「スラリと伸びた長い脚をダーク系のパンツスーツに包み、颯爽と歩く彼女の姿は惚れ惚れするほど格好いいですね」(同)

同ドラマは6月6日放送の第7話までの平均視聴率が14.0%。高視聴率の要因は何なのか。

「05年の『ドラゴン桜』を知らない世代も、〝長澤まさみが出ている〟という理由でドラマをウオッチしている人が多いからではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

長澤の活動の場はここ数年、映画や舞台が中心となり、連ドラ出演は『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)以来、3年ぶりであった。

「しかも、昨年7月の主演映画『MOTHER マザー』で第44回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しました。今や日本映画界のトップ女優ですから、テレビドラマに出る機会はますます減ってくると思います。そのあたりのことを視聴者も何か感じ取ったのではないでしょうか」(TBS関係者)

長澤は04年の映画『世界の中心で、愛をさけぶ』で白血病のヒロインを演じ、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。一気に、売れっ子女優の仲間入りを果たした。そして、翌年から件の『ドラゴン桜』をはじめとした連ドラに主演する一方で、11年ごろから舞台出演が急増。連ドラ出演が徐々に減っていった。

長澤まさみがハマっている意外な食べ物

「ドラマの中の長澤は、基本的にどれも美しく、コメディエンヌ的要素の入った役柄が多かった。でも、これは彼女が望んでいた仕事ではなかったようです」(前出・テレビ局関係者)

ドラマから飛び出した長澤は17年の舞台『キャバレー』で、肉感的なランジェリー姿で本能ムキ出しの主人公を好演。また、先の映画『マザー』では、だらしない毒親を見事に演じ切った。

「今年2月公開の映画『すばらしき世界』では、ヒール役になりきりました。とても充実し、満足・納得のいく仕事だったようです。もはや、テレビドラマの枠に収まりきらない女優に成長したと言えます」(前出・小松氏)

長澤はドラマの収録と並行して、映画『コンフィデンスマンJP英雄編』『マスカレード・ナイト』の撮影に入っている。さらに、映画『シン・ウルトラマン』の公開も控えている。

「ですから、健康管理には細心の注意を払っています。『ドラゴン桜』のロケでも、自分のシーンが終わると、一目散に自分の車の中へ入り、再び出番がくるまで出て来ません。わずか数十メートルの距離も自ら歩くことなく車で移動しています」(ドラマ制作スタッフ)

そんな超ハードな仕事をこなす長澤を精力面で支えているのが〝昆虫食〟だという。

「1杯にコオロギ100匹以上が使われているという〝コオロギラーメン〟にドはまりしているということです。疲労回復に抜群の効果があるというので、毎日食べているようです」(芸能リポーター)

続いては、先日、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した際、「若いときは、絶対にオバサンになったら女優さんを辞めようと思っていました」と話した広末涼子。ヒロインとして出演中の『桜の塔』(テレビ朝日系)は、6月3日放送の第8話までの平均視聴率が10.4%だ。

「広末は警視庁刑事部捜査一課主任・水樹爽役。玉木宏演じる警視庁キャリア・上條漣の幼なじみという設定です。やはり長澤同様、広末のパンツスーツ姿が凜々しいともっぱらの評判です。髪もバッサリ切って、警察官らしい清潔感があふれ出ています」(テレビ朝日関係者)

“オバサン上等”の広末涼子

このドラマは警視総監の座を巡る争いを描いているが、単なる〝男の出世レース〟の話ではない。

「主人公のエリート警察官(玉木)を巡る広末と仲里依紗の〝恋愛バトル〟も見物です。特に、仲が広末に向ける視線の鋭さには目を見張るものがあります」(テレビライター)

この7月の誕生日で41歳になる広末。

「プライベートでは3人の子供の母親。離婚した前夫との間に生まれた長男は17歳。10年に再婚した現在の夫、キャンドル・ジュン氏との間に生まれた次男は10歳、長女は5歳になりました。長男は今、海外留学中のようです」(前出・芸能リポーター)

ドラマではスーツ姿で女性刑事役を演じている広末だが、このところ、私生活の服は意外なほど〝地味〟だという。

「どうせ衣装に着替えるから楽な格好で来る。いわゆる〝オバサン的発想〟です」(芸能プロ関係者)

女優は年齢を重ねると〝劣化した〟と言われがち。

「広末もそれがイヤで〝女優を辞める〟云々があったのですが、ここ数年は年齢を重ねていくことが怖くなくなってきたと話しています。〝オバサン上等〟などと言って笑っています」(前出・テレビ局関係者)

そんな広末に、長女が〝子作り〟をおねだりしているという。

「妹が欲しくなったようで、盛んにリクエストしているそうです。今回のドラマを見ていると、動きも俊敏で体型も程よく絞られている。可能性は十分あると思いますよ」(前出・小松氏)

3人目は、意外な評判を呼んでいるフジテレビ系〝月9ドラマ〟『イチケイのカラス』の黒木華。同ドラマは6月14日で最終回を迎えるが、ここまでの平均視聴率は12%を超えている。

「本作は、竹野内豊演じる〝ふるさと納税〟が好きな変人裁判官が、黒木扮するカタブツのエリート裁判官とともに事件を検証する法廷ドラマです」(前出・テレビライター)

こちらも〝ユニホーム〟は地味なパンツスーツ。

「どの女優の〝ライン〟がそそるのかを感じながら見るのも一興かもしれません」(同)

何はともあれ、春ドラマ〝勝ち組〟ヒロイン3人のナイスなパンツスーツ姿から最後まで目が離せない!

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