「日本人はモテますし、世間知らずで騙されやすい」語学留学した女子大生がシングルマザーになって帰国

AIで生成したイメージ
東京都内の有名私大に籍を置いていた、早川涼香さん(仮名・22歳)は3年前の春に語学留学のためイギリスに旅立った。

「将来通訳として働きたいと考えていたようです」と話すのは、母親の由香里さん(仮名50歳)。大事なひとり娘を2年間も異国へやるのは不安だった。

しかし、涼香さんが暮らすことになっている現地の学生寮は大学で紹介された場所であったし、日系人の寮母もいるということで「大丈夫!」と自分に言い聞かせて送り出した。

「毎日ラインでやりとりしましたし、2、3日おきにテレビ電話でも話していました。勉強は大変そうでしたが、いろいろな国のお友達と交流し、刺激的で楽しい生活を送っていたようです」

涼香さんのスマホにはGPSを入れていたため、常に居場所は把握していた。

「最初の1カ月はほぼ大学と寮の往復でした。それから少しづつ移動範囲が広がりました。大学で親しくなったお友達の家を訪ねたりしていたようです」

しばらくすると、涼香さんは大学を挟んでちょうど反対側にあるアパートに入り浸るようになる。

「毎日のようにそこに通っていたと思ったら、大学に行かない日が続くこともあったので娘に聞いたら『大学の友人の部屋』だというんです。
何でもその子がひどいホームシックにかかってしまって『精神的に不安な状態だったので心配でついていた』と説明されました」

これを由香里さんは「困っている人を見ると放っておけない」涼香さんの性格ゆえのことだと受け取っていたようだが、そうも言っていられない状況になった。

「娘が大学を休みがちで、このままでは単位が取れず、留学資格を取り消されてしまう…というものでした」

慌てた由香里さんは涼香さんに厳重注意をし、涼香さんも真面目に大学に通うことを約束したそうだが、その約束が果たされることはなく、涼香さんは寮から姿を消した。

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