蝶野正洋が明かす“意外な親戚関係”と“2世レスラーたちの活躍”

蝶野正洋 (C)週刊実話Web
週刊実話の人気連載「蝶野正洋の黒の履歴書」。今回のテーマは「映画監督の従兄弟と2世レスラー」。

『相対性理論』のギタリストは従甥

別に隠していたわけじゃないんだけど、人気バンド『相対性理論』のギタリストとして活動する永井聖一くんは、実は俺の従甥。先日、親戚の集まりで顔を合わせて、彼がそのときに撮った写真をSNSにアップしたら、それがバズってネットニュースの記事になった。意外な親戚関係で注目を集めたみたいだね。

あと、俺の従兄弟に映画監督がいる。音楽ユニット『DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)』の楽曲の世界観を映像化した映画『未来予想図 ア・イ・シ・テ・ルのサイン』や、竹野内豊さんが主演を務めた映画『at Home アットホーム』などで監督を務めた蝶野博だ。

博さんは俺の親父の弟の息子で、お互いに小さい頃からちょこちょこ会っていた。映画業界に入って活躍しているという話は聞いていたけど、まだ俺に出演オファーは来てないね(笑)。

プロレス業界では、近親者もレスラーになるケースが多い。アメリカでは親子や兄弟で活動したり、サモア系だと親戚全員レスラーでファミリービジネスになっている家族もあるんだよ。

最近は、日本でも2世レスラーがだんだん増えてきている。先日、デスマッチが得意な葛西純選手の息子の葛西陽向くんがデビューを果たしたし、スーパー・ストロング・マシンとして活躍した平田淳嗣さんの息子も「ストロングマシーン・J」というマスクマンで活躍している。

ちなみに、俺の子供たちはスポーツをやっているけど、「プロレスラーになりたい」とは言ってこなかったね。ケガや度重なる試合のダメージの蓄積で、俺が家で苦しんでいる姿を見ているからかもしれない。

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