福山雅治『ブラック・ショーマン』に暗雲漂う 不適切会合騒動で大コケ危機

福山雅治 (C)週刊実話Web
フジテレビが想定外の事態に頭を抱えている。

社運を懸けて製作した、9月12日公開の映画『ブラック・ショーマン』が大コケの危機に瀕しているのだ。

映画の成功は“中居正広スキャンダル”で傾いた同局の今後を占う大事なコンテンツ。人気作家・東野圭吾氏の原作を映像化し、主演は福山雅治、ヒロインに有村架純を起用するなど、ヒシヒシと本気度が伝わってくる。

ところが、まさかのトラブル発覚にフジ幹部らは顔面蒼白状態に陥っているという。

「これは、すべてを白紙に戻しかねない“時限爆弾”です。自業自得とはいえ、局内は沈滞ムード」(制作関係者)

発端は、中居氏と元女性アナウンサーのトラブルを検証するために設置した第三者委員会の調査報告書。

フジテレビ局内に蔓延る《ハラスメントに寛容な》企業体質を断罪し、《重要な類似事案》として、大多亮元専務が主催した飲み会へ福山が参加していた事実が明らかにされた。

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福山雅治のPR稼働が5分の1以下に

「報告書によれば、会合は2005年ごろから年に1、2回の頻度で開催され、少なくとも19人の女性アナウンサーが参加。
福山さんの会話には《下ネタ的な性的内容》が含まれ、参加者から《不快な思いをした》という声が上がっていた。
さらに大多氏とのLINEに、福山さんが『新人アナに会いたいですねぇ』などと返信していたことも報告されている。
福山さんは第三者委員会への書面回答で、性的発言の有無については全否定しています」(芸能プロ関係者)

その後、福山は女性セブンのインタビューに応じ、「悩み、考え続けておりました」と事実を明らかにしたが、事態は急転直下、予想外の展開を見せている。

NHKの報道番組や民放のワイドショーでも大きく報じられ、ネット上では福山に対するバッシングが巻き起こっている。

映画は、売れないマジシャン(福山)が、手品のように華麗に事件の謎を解いていくミステリーエンターテインメント。フジテレビが目標とする興行収入は50億円以上だ。

「福山さんにはドラマ『ガリレオ』シリーズに次ぐ代表作にしたいという思いがある。フジも映画のヒットによっては地上波ドラマも検討している。
そのため、福山さん自身も公開前から映画の宣伝活動のためにスケジュールをすべて空けていたんです。
ところが、福山さんサイドはPRのために稼働する番組を、当初の5分の1以下まで絞りました。第2、第3のスキャンダルが報じられるといった情報もあるからです」(前出・芸能プロ関係者)

 “第2の中居”などと揶揄されないことを祈る。 

「週刊実話」9月25日号より