フジテレビ「セクハラ問題」福山雅治と中居正広の違い

中居正広、福山雅治 (C)週刊実話Web
元女子アナ・X子さんとのトラブルでフジテレビが設置した第三者委員会に「性暴力」と認定された中居正広氏。1月23日に芸能界を引退した中居氏は、8月18日の誕生日に有料ファンクラブサイトを完全閉鎖した。

「ファンの中には“中居ヅラ”と呼ばれる熱狂的な人がいて、『性暴力』と認定した第三者委の見解を不服とする中居氏の身の潔白を信じている。
ファンや自身の名誉回復のため、中居氏は記者会見などで性トラブルの内容を明らかにするか、第三者委を相手に訴訟を起こすかの選択を迫られています」(スポーツ紙記者)

そんな折、第三者委の調査報告書は、歌手で俳優の福山雅治に飛び火した。

当時のフジテレビ幹部が女子アナを同席させた不適切な懇親会に、福山が出席していたのだ。

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中居正広氏と福山雅治の大きな違い

「調査報告書には『特定の男性有力番組出演者』と記載されていたことから、犯人捜しが始まった。
当時のフジ幹部は、元専務の大多亮氏。彼は福山の主演ドラマ『ガリレオ』(2007年開始)などに関わっていましたからね。
犯人捜しの重みに耐えかねてか、福山は女性セブンのインタビューに答えた。
懇親会での性的発言については“不快な思いをされた方へのおわびの思いが伝わることを願っております”と反省の弁を述べている。
福山の下ネタ好きはファンの間で公認。性加害でない以上、問題は広がらないと思います」(ワイドショー関係者)

X子さんと性トラブルを起こした中居氏は、芸能界引退に追い込まれた。

今後は「性暴力」の十字架を背負ったまま、残りの人生を人目を忍んで生きていかなければならない。

「第三者委を相手取っての訴訟は時間も掛かるし、勝ち目は低い。福山のように自らメディアの前に出て、トラブルの真相を話して世間の判断を仰ぐしか名誉回復する方法はないでしょう」(大手プロ役員)

フジテレビは8月28日、港浩一前社長、大多氏に対して、50億円の損害賠償を連帯して支払うよう求める訴訟を起こした。大多派であった福山の心境やいかに…。 「週刊実話」9月11日号より