広陵高校暴力問題に蝶野正洋が喝!「先輩命令が絶対なんて新日本プロレスの道場でもやってない」
学生スポーツは忖度や不正がはびこりがち
9月17日に書籍『蝶野正洋 プロレス名勝負とあの事件の裏の裏』(ワニブックス)が発売になる。
これは俺が過去に行った試合や、リング上で起こったさまざまな事件などについて、その裏にあった経緯や人間模様を俺自身の言葉で振り返ったものなんだけど、この回想作業はなかなか興味深かったね。
当時の俺は目の前の試合のことしか考えてなかったから、どういう流れでカードが組まれたとか、結果的にその試合がどんな影響を与えるのかとか、あまり意識していなかった。
それを、いまの視点と考え方で検証してみると、こういうことだったんだなと客観的に理解できることが多いんだよ。
俺も年齢を重ねてきて記憶が曖昧なところもあるんだけど、歴史を固定化せずに、改めて違う角度から見直すということも大事だと思ったね。
9月1日には『証言 橋本真也 小川直也、佐山聡、蝶野正洋らが語る破壊王と「1・4事変」の真相』(宝島社)という書籍も出た。
これは橋本選手に関わりの深かったレスラーや関係者が、それぞれ証言する内容なんだけど、俺も橋本選手について語らせてもらった。
橋本選手が亡くなってからもう20年も経つんだけど、彼のエピソードはまだまだたくさんあるし、色あせない。ただ、今の感覚ではちょっとやりすぎだなと感じる話もあるから、プロレス界というか、社会全体が大きく変わったと思うよ。
それでいうと、悪い意味で変わっていない業界が“高校野球”だね。
今回、広陵高校野球部の暴力問題が発覚して、大会途中での出場辞退ということになったけど、俺は事件そのものより、問題が発生したときの対応や、組織の体制が何十年も変わってないという印象が強かった。
学生スポーツの世界は、さまざまな団体が関わっていて権力が固定化されてしまっているから、それに対する忖度や不正がはびこりがちなんだよ。
【蝶野正洋の黒の履歴書】アーカイブ
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