【難読漢字よもやま話】「独活」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識


こちらは山うど
【うどの歴史】
うどは中国から伝わり、古くから食用や薬用として日本人に親しまれてきました。

現存する日本最古の薬草辞典とされる『本草和名(ほんぞうわみょう)』(918年頃成立)には、「宇度(うど)」という和名が記されており、平安時代にはすでに薬用として使われていたことが分かります。

また、江戸時代には、天然のうどを採取するだけでなく、栽培も盛んに行われるようになりました。特に、光を遮断して軟白栽培した「軟化うど」が江戸で人気となり、高級食材として扱われました。

【独活の旬と栄養価】
独活は春(3月~5月頃)が旬の山菜です。緑色や薄い紫色を帯び、独特の香りとほろ苦さが強い天然の山うどと、光を遮断して栽培するため白く、茎が太く柔らかい軟化うどがありますが、独特の香りの成分には、ポリフェノールやテルペン類が含まれ、抗酸化作用が期待されます。また、アスパラギン酸も含まれ、疲労回復にも良いと言われています。

【おいしい調理法】
皮を剥いて酢水につけ、アク抜きをすることでより美味しくいただけます。酢味噌和えや天ぷら、きんぴら、炒め物、汁物、煮物、和え物など、幅広い料理が楽しめます。