性的興奮を高める違法薬物・RUSHの恐ろしさを使用者が証言「クラクラして行為に集中できなかった」

AIで生成したイメージ
若年層への蔓延が問題視されている違法薬物。単なる好奇心から手を出したものの、気が付いたら廃人寸前…などということも珍しくない、その危険性は実際に体験した者でなければ分からないかも知れない。

「興味半分で手を出したら、とんでもない目に遭いました」と話すのは神奈川県在住の会社員、小川誠吾さん(仮名・28歳)だ。

小川さんが「手を出した」薬物は「性的興奮を高める」作用が有ると言われている「RUSH」だった。

「4年ほど付き合っている彼女との行為が最近マンネリで…という話を友人にしたらドラッグを勧められて、値段も手頃だったRUSHをネットで購入しました」

「RUSH」は亜硝酸エステルを含有するドラッグの代表格とされるもので、青酸化合物中毒や狭心症の治療に使われることもあったが、2006年に違法薬物に指定され、2016年からは関税法で輸入が禁止されているにもかかわらず、密輸が絶えない危険ドラッグだ。

「RUSHは液体で、それをシンナーみたいな感じで吸い込むんですが、一瞬頭がクラクラして、その後すぐにひどい頭痛に襲われました。次に鼻水が出て、喉が痛くなり咳が止まらなくなりました。ひどい風邪を引いたみたいな感じです」

一方、彼女の方はボーッとして目の焦点が合わなくなっていたという。

「大丈夫なのか…?」一抹の不安を覚えつつも行為に及んだ小川さんだったが、期待していた高まりは感じられなかったという。

「というか、頭がクラクラして逆に行為に集中できなかったですね。むしろ感度は悪くなっていたんじゃないかなあ。彼女の方もなんか酔っぱらっているみたいで、何をしているのか理解できていないような感じでした」

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